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ゴールデンレトリバーをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌・グッズ・病気など】

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犬の中でも頭が良く社交的と言われるゴールデンレトリバー。

ふわふわの毛と愛嬌のある優しい顔つきなどから日本で飼いたい犬ランキングの常に上位にあるゴールデンレトリバー。

この愛くるしい犬を飼うにあたって彼らの生態や本質を知り、「自分の生活に合った飼い方ができるのか」「ゴールデンレトリバーを飼うことがどのようなことなのか」ということを知ってもらいたいと思います。

彼らは人間が大好きで社交的で心優しい犬種です。

体の大きさのわりに甘えたなところもあり、大きな体を摺り寄せて散歩をすることを好むこともあれば、喜びのあまり大きな体で抱きついてきて愛情表現をする面を見せることもあります。

盲導犬などにも抜擢されるような頭の良さと従順さから「飼いやすい犬」と思われています。

実際のところ彼らの生態や資質はどのようなものなのでしょうか。

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ゴールデンレトリバーの生態 昼行性? 夜行性?

ゴールデンレトリバーだけではありませんが基本的に犬は昼行性でもともと狩りをするものだったため昼に活動して夜は寝るものでした。

現代の犬は飼いならされているため昼間は寝ているというイメージが強いのですが、そのもともとの本能から敵に狙われても対応できる能力を身につけるために浅い眠りを繰り返し、少しの変化にも対応できる体になっているのです。

犬が寝ているときでも急にパッと起きることがあり、ちょっとした物音にもすぐに反応することができるのはその性質ゆえなのでしょう。

過敏に反応しているのではなくていかなるときも対処できるように彼らの本能が深く眠らないようコントロールしているのです。

けれど深い眠りをまったくしないというわけではありません。

人間のようにレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すメカニズムは同じでゴールデンレトリバーもまたこのサイクルを繰り返しています。

けれど人間のレム睡眠とノンレム睡眠の比率は8:2なのに対して犬はその逆の2:8とも解明されているほど眠りが浅いのです。

その20%にも満たない深い眠りは彼らが活動をしない夜間に行われているため基本は日中に脳が活動し、夜間はぐっくり眠っている時間もある、ということなのです。

ゴールデンレトリバーの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

ゴールデンレトリバーは赤ちゃんの時期と大人の体になったときの体の変化の差が非常にあるため赤ちゃんから大人までの食べるものや食べる量に大きな変化があります。

生まれてから1か月ほどの時期、1番小さくて1番可愛い時期かもしれませんがここが1番食事に気を使わなければならない時期で体が小さい分胃の大きさも小さいため少量を数回に分けることが必要になります。

それでも最終的な大きさまで細胞分裂を繰り返すために必要な栄養を取らなければならないのでこの時期は早く消化できて少量を回数重ねて食べられるものが必要です。

人間でいうところの離乳食のようなものになります。

簡単なものでは幼児期用のドックフードをぬるま湯で柔らかくしたものや市販の犬用離乳食が好ましいでしょう。

1回の量は300g程度で1日に4~5回に分けて与えるようにしましょう。

子犬はとても腹ペコタイムが多いため欲しがったら欲しがった分与えてしまうと成長の過程で胃が大きすぎてしまい満腹感を得られないとストレスを感じてしまうからだが最初にできあがってしまいます。

この胃の成長をコントロールしてあげることが大切なため幼少期から食べる量を飼い主が管理してあげることが大切です。

生後1か月を超えると体つきも少し大きくなるため離乳食と通常の食事を混ぜて少しずつ通常食に慣らしていく必要があります。

通常食への移行が目的のため、基本が離乳食というわけではなく食べられるようなら通常のご飯の割合を増やしていきます。

犬にも個性があるので離乳食のほうが食べやすそうであればあえて急ぐ必要もありません。犬の好みに寄り添ってあげること大切です。

量も生後1~3か月ごろは300~400gくらいが目安で1日に4回くらいの間隔であげるのが好ましいです。

完全に通常食に切り替えが終わる時期は生後半年までがいいでしょう。

これもまた個々の体つきや性格によっても異なりますがだいたい半年で通常食が食べられるようになっていきます。

その後半年から1年ほどで1回の量を400~450gほどまで食べられるようになるため1日のご飯の時間が朝・夕の2回に切り替わっていきます。

これが通常の犬の食事タイムのスタイルでここまで成長してサイクルを作ることができれば1日のご飯の回数が減り非常に楽になってくるでしょう。

その後老犬になっていく7~8歳まではこのスタイルを継続することになります。

大きな病気などがなければ通常7~8歳で老犬用のドックフードに切り替えることが好ましく、その種類やタイミングなどは予防接種の際などでお世話になる獣医さんなどに犬の状態を診てもらいながら相談するといいでしょう。

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ゴールデンレトリバーを飼うために必要なグッズ

自分のテリトリーとして必要なサークル

近年ゴールデンレトリバーを室内で飼うおうちも増えてきました。

仔犬のころから飼い始めるのであればお部屋の中で自分の居場所を確保できるスペースを用意してあげるようにしましょう。

ゴールデンレトリバーは賢い犬なので人間と同じようにリビングで過ごしたりあえてトイレ以外のスペースを作らなくても好きな場所で好きなときに寝る自由スタイルになることも多いです。

ですが、仔犬のころから安心して眠れる自分専用のスペースを設けてあげることでストレスを軽減することもできます。

また自分専用スペースであるサークルの活用により犬が苦手な来客があったときや体調が悪い時など「少しここにいてね」と言える決められた場所にすることもできのちのち便利になります。

ドッグフードストッカー

簡単なものですが、これがかなり重要です。

ドッグフードをストックしておくための保存箱のようなものでドックフード独特の臭いを遮断したり虫などから守るために必要なアメニティです。

ドッグフードストッカーは室内でも室外でも保存可能なためスペースが室内に確保できない場合に外に置くこともできるし、またご飯を取りに行く手間を省きたい人が家の中で臭いを気にせず使用することもできるためかなり便利なグッズです。

きちんとパッキングできるものであれば100均で売っているようなものでも可能ですがドッグフードは大量買いしたほうがお得になることもあるため最後は大きなものが必要になっておくことも覚えておきましょう。

フードボウル・ウォーターボウル

犬が食事をする際や水を飲むのに必要なものです。

食事をする際に必要なフードボウルはある程度重さのあるものを用意したほうが食べている際にお皿が移動してしまって食べこぼしが多くなるということもなくなります。

フードボウルとウォーターボウルがセットになっているタイプのものも販売されていますが、人間のように交互に飲んだり食べたりすることがほとんどないためご飯の時間にはご飯のみのフードボウル単体のものを用意することをおすすめします。

また、フードボウルと同じようなタイプのウォーターボウルは飲む際に水がまき散らかされてしまうため室内で使用するには適していません。

屋外で飼育する場合はこのタイプでも十分なのですが、室内で床の汚れを気にするようであれば吊るタイプのウォーターサーバーを利用することをおすすめします。

吊るタイプのウォーターサーバーはゲージの端などにつけて犬が飲み口をなめると水が下りてくるしくみになっているもので飲み水の交換も掃除も非常に楽になっているものが多く衛生的です。

首輪とリード

犬にとって欠かせないのが毎日のお散歩です。

特に成長とともに体の変化が激しいゴールデンレトリバーのお散歩に必要な首輪とリードは成長とともに買い替えが必要になることがあります。

幼少期は体も小さく力もさほど大きくないため細めの首輪やリードで大丈夫なのですが成犬になることには力も非常に強く長時間の散歩が必要になるため幼児期のリードに比べると少し太めのものやしっかりした首輪が必要になってきます。

けれど散歩の際のしつけやマナー次第でゴールデンレトリバーは非常に賢い犬のため大きくリードを引くことやがっちりガードしなければならないことはそれほどありません。

自分専用のおもちゃ

ゴールデンレトリバーは人間が大好きで遊ぶことも大好きな犬種です。

特に活発な幼少期は人間に遊んでもらうことでストレスを発散したり信頼関係を築いていくうえでコミュニケーションが非常に大事になるため一緒に遊べるおもちゃが必要です。

そしてゴールデンレトリバーは愛情深い性格のため1番初めに与えたおもちゃをぼろぼろになっても大切にしているという話もよく聞きます。

たいていの犬は幼少期にもらったぬいぐるみを綿がでるまで噛んだりゴム製のおもちゃはちぎるまで遊ぶものですが最初にもらったおもちゃだけは大切にする傾向も多いため1つは「お気に入りのおもちゃ」を用意してあげるようにしましょう。

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ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気

心臓疾患

ゴールデンレトリバーは大型犬の部類に入り、その体の大きさから心臓への負担もある犬種です。

心臓疾患の原因は様々ですが、この大きな体からの負担を軽減することが非常に難しいため定期的な健康診断でしか見つけることができません。

食事が引き起こすこともあれば散歩不足から疾患へ繋がることもあるため人間と同じで健康的な生活を日ごろから心がけることで発症を低下させることもできます。

若年性白内障

ゴールデンレトリバーは人間の体のメカニズムに似ているところがあります。

体の大きい犬は人間と同じで若年性白内障の発症率が上がるという数字が出されています。

ただ、この病気は目の病気なので毎日顔を見合わせていれば瞳が白くなることですぐに発見することができます。

それでもまれに白くならないタイプの白内障や外見に変化が見られないことで発見が遅くなることもあります。

通常の生活でものにぶつかることがあったり壁を沿うように歩く仕草が見られるときは注意をしましょう。

股関節の関節不全

これも大型犬特有の病気で大きな体を支えるために起きる関節不全です。

ゴールデンレトリバーは体が大きくご飯を食べすぎることで肥満になったり運動不足で体を支える股関節に異常が起きることもあります。

また関節不全は生まれ持ったDNAが原因の先天的なこともあるため一概には言えませんがほとんどのゴールデンレトリバーの股関節不全は生後の生活環境や成長過程におけるものが原因とされています。

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ゴールデンレトリバーの基本データ

原産国 イギリス
寿命 10~12歳
体重 30~35キロ
体長 55センチ~60センチ前後
性格 温厚 社交的 賢い 愛情深い 洞察力がある
価格帯 20万円前後

原産国

ゴールデンレトリバーはイギリスが原産の犬でもとはスコットランドでの交配によって生まれた犬種です。

寿命

平均寿命は10~12歳くらいと言われています。大型犬は比較的寿命が長く、体の大きさから心臓のスピードが遅いため小型犬に比べると寿命は長めです。

ですが、体の大きさゆえに病気を患うこともあり、全く疾患もなく健康な状態で寿命を迎えることができるケースが少ないことも入れての平均年齢になります。

体重

  

体重はオスとメスで大きさがかなり異なる犬種です。メスの小さめのゴールデンレトリバーの中には30キロにみたないものもいて食事の量も比較的少なめといえます。

逆にオスは体が大きくなるケースが多く35キロ以上の体重になることもまれではありません。

体長

体長は55センチ~60センチほどで頭からしっぽまでのバランスが取れた体型をしています。

またしっぽの長さは体長には含まれていませんがかなり長く毛がふさふさしていることから実際の体調が規格より大きく見えることも多いです。

性格

性格は温厚で人懐っこく、人間が大好きな犬種です。

フレンドリーな性格ゆえにお散歩やドッグランでほかの犬種や飼い主への愛想も良く好かれるタイプの犬です。

また非常に賢く、人間の言うことをよく理解し、通常の犬のできる行動(お手やまてなど)はもちろんそれ以上のリクエストに応えてくれることも多いです。

そのため飼い主との信頼関係から個性のあるゴールデンレトリバーに成長することもあります。

価格帯

ゴールデンレトリバーの市場価格は仔犬のころで20万円前後になります。

成長するとともにペットショップなどでは価格がどんどん落ちることもあり生後半年~1年ほど経つとその価格は通常の半分にまで落ちることもあります。

まとめ

ゴールデンレトリバーは人間と相性のいい人懐っこく社会性を持っている犬種なので非常に飼いやすく人気の犬種です。

小型犬と比べると寿命も長く一緒に生活する期間が長いため信頼関係ができ家族としてとても大切な存在になります。

ただその体の大きさゆえに病気がけがに見舞われることも少なくないため常に状態を観察し把握していくことが必要となります。

また大型犬は食事の量も散歩の量も通常の犬より多いため時間とお金を惜しみなく使って愛情を注いでくれる飼い主のところに行くことが幸せです。

健康でいられる体のケアを食事制限や散歩で補うことも大切ですし、定期的な健康診断や日常の生活の中でも変化に気づいてあげられる時間を共有することも必要です。

ゴールデンレトリバーを家族として迎え入れるときにはそのすべてが大丈夫かどうかをしっかり見極め、楽しい共同生活を送れるようにしてあげたいですね。







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