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アメリカンピットブルをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌・グッズ・病気など】

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アメリカンピットブル・テリアは、がっしりとした筋肉質のボディが特徴的な犬種です。

日本の土佐犬にもたとえられることがあるアメリカンピットブル・テリアですが、どんな性格をしていて、飼うにあたってどんなことに注意すればよいのでしょうか。

そこで今回この記事では、アメリカンピットブル・テリアの飼い方や性格、注意すべき点について詳しく紹介します。

これからアメリカンピットブル・テリアを飼おうという方は、ぜひ参考にしてみてください。

アメリカンピットブル・テリアは身体能力に優れ闘争心が強いため、その点にばかり注目されてしまいますが、実は忠誠心や服従心が強く甘えん坊でたっぷりと愛情かけて育てれば、訓練次第でコントロールすることができます。

ただし、闘犬として用いられていたこともあり、力も強いので初心者の方や力の弱い女性、お子さんのいるご家庭で飼育するには不向きです。

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アメリカンピットブル・テリアの生態 昼行性? 夜行性?

イギリス出身の「スタフォードシャーテリア」と「ブルドック」という闘犬同士を掛け合わせて生まれたのが、アメリカンピットブル・テリアです。

「世界最強」との呼び声も高く、力強さと攻撃性を併せ持ち、1900年頃に動物虐待として禁止されるまで、闘犬として用いられていました。

死亡事故が多いことから凶暴性が高いという誤解を受けていますが、犬同士を闘わせるために交配させた犬種なので基本的に人を噛むことを好みません。

また、主人の言うことをよく聞いて、人に襲いかかることはありませんが、闘争心が強いということから家畜を熊や狼から守るための牧羊犬としても活躍しています。

どちらかというと体高に比べて胴が長いため、ほかの犬種よりも足が短く見えます。また、がっしりしているのでよく大型犬と間違えられますが、実はアメリカンピットブルは中型犬になります。

大きな頭部と低めの鼻、丈夫な顎をもち、眼と眼の間がはなれているのが特徴です。短い毛は艶があり、毛色はブラウンのほかにもブラック、ホワイト、タン&ホワイトなど多種多様。

身体能力が高く俊敏で、場合によっては子犬の時期に耳をカットすることがありますが、これもまた動物虐待にあたるとして、禁止している国もあります。

耳をカットするのは非常に痛みを伴うため、家庭用として育てるのであれば、無理に耳をカットせずそのままの状態で育ててあげましょう。

犬はもともとオオカミであったことから、もともとは夜行性でしたが、人間と生活するうちその生活パターンも人間と同じようになりました。

ですが、犬が人間とは違い、1日およそ7時間とされていますので、昼間も寝ていることが多くあります。

アメリカンピットブル・テリアの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

食事は1日2回与えましょう。筋肉質なので良質な動物性タンパク質が含まれている、鶏肉などを使用しているフードが適しています。

健康を維持するためにも、なるべく穀物類や添加物の含まれていないものを選んでください。

活発でパワフルな犬種なので、間接の働きをサポートするものや、炎症を抑える働きのあるものがおすすめです。

食事量については、パッケージの裏側などに記載されている食事量を目安にしますが、便の硬さなどをチェックして食事量を調整しましょう。

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アメリカンピットブル・テリアを飼うために必要なグッズ

飼うのに必要な道具

丈夫な首輪とリード

アメリカンピットブル・テリアは、力が非常に強いため散歩ようには金属製のチェーンなど丈夫なリードと首輪が必要です。

アメリカンピットブル・テリアをしっかりとしつけられる方からは、反対の声が多く取り上げられていますが、場合によっては口輪が必要なこともありますので、念のため用意しておいた方がよいでしょう。

特に、獣医師のもとを訪れるときや子供と接触する場合は、口輪をつけておくと事故を防ぐことができますし、周囲の方も安心です。

ケージ

アメリカンピットブル・テリアを飼育する場合には、興奮させないようリラックスできる場所をつくってあげましょう。ケージは犬用の一般的なものでもかまいません。

室内環境

アメリカンピットブル・テリアは短毛ではありますが暑さに弱く、寒さにもそれほど強くないため室温に注意してあげましょう。

特に鼻の短い犬種は体温調節が苦手です。高温多湿な日本で育てる場合は、熱中症の恐れがありますので、冷暖房設備を整えて室温をしっかり管理してあげることが大切です。

しつけ

アメリカンピットブル・テリアに限らず、どんな犬にも必要なことですが、アメリカンピットブル・テリアに関しては特にしつけが重要になります。

アメリカンピットブル・テリアは一度噛みつくと離さないという性質を持っていますので、成犬になる前に主従関係をはっきりさせ、しっかりコントロールできるようにしておかなければいけません。

愛犬の幸せのためにもたっぷりと愛情を注ぎ、専門のトレーナーに助言してもらうなどして性格にあったしつけをするということも大切です。

散歩

牧洋犬としても活躍するほど力強い犬種ですので、ストレスをためさせないためにもしっかりと運動をさせて下さい。

ストレスがたまると問題行動を起こしやすくなってしまいます。アメリカンピットブル・テリアの場合は、毎日 1時間2回程度運動させましょう。

その場合、ほかの犬との接触はさせないことです。興奮させるとコントロールが効かなくなりますので、ドッグランなどでは決して遊ばせないでください。

また、リードをつけずに遊ばせるのも控えましょう。

ほかの犬とのトラブルを防ぐには、まだ幼犬のうちからほかの犬と筆合わせて社会性を身につけておくのも大切です。

ブラッシング

短毛種ですので、ブラッシングは1週間に一回程度で十分です。ブラッシングを行うと抜け毛をとりのぞくだけでなく、皮脂を毛になじませて艶を保つことができます。

室内飼いの場合は、1カ月に2回から3回程度は爪のお手入れも行いましょう。爪には神経や血管が通っている場所がありますので、あまり深くカットし過ぎないよう注意して下さい。

歯磨き

アメリカンピットブル・テリアは、がまん強い性格ではありますが痛みや不快感があると機嫌が悪くなってしまいます。

特に、犬は歯石がたまりやすく歯肉炎を引き起こしやすいため、1週間に2回から3回は歯磨きなどのケアをしましょう。

その場合は、歯石を付きにくくしたり、歯肉炎を抑えられる液体歯磨きなどのお薬を利用すると効果的です。

シャンプー

アメリカンピットブル・テリアは、皮膚が弱いので清潔に保つためにも 2週間から3週間に1回、少なくとも月に一度はシャンプーをして下さい。

アメリカンピットブル・テリアの場合は、トリマーやペットショップで断られることが多いので、ご自分でお手入れをする方法が減りつけておきましょう。

耳専用のクリーナー

アメリカンピットブル・テリアは、垂耳ですので耳が立ち上がっている犬種に比べて、耳の中に汚れがたまりやすくなります。

1週間に一度は耳を裏返してみて、ニオイや炎症が起きていないかをチェックしてあげましょう。その時に、専用のクリーナーとコットンを使ってやさしく汚れをふき取ってあげて下さい。

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アメリカンピットブル・テリアがかかりやすい病気

股関節形成不全

これは、体ががっしりと大きな犬に多い病気です。

思うに遺伝や環境によって引き起こされますが、変形するだけで犬自身は痛みを感じていない場合も多くあります。

歩き方や座り方がおかしい時は股関節形成不全を発症している可能性が高いため、すぐにかかりつけの獣医師に診察してもらいましょう。

股関節形成不全を防ぐには、滑りやすい床を歩かせないということと、フローリングにはマットを敷くなどの対策をしておきましょう。

皮膚病

アメリカンピットブル・テリアは皮膚が弱く、雑菌やウイルスに対する抵抗力もさほど強くありません。

そのため、ノミやダニ、花粉、ハウスダストによりアレルギーを引き起こしやすくなります。

また、食べ物のアレルギーも起こしやすいので、体を掻きむしっていたり、噛みついているようであればすぐに医師に相談しましょう。

眼病

アメリカンピットブル・テリアは目の病気にもかかりやすい犬種です。

そのため、白内障や緑内障、目の内側がポコッと突出する「チェリーアイ」に注意しましょう。

特に緑内障は進行が速く、発症してから2日から3日で失明してしまうこともあります。

日ごろから目の色や状態をチェックして、すぐに異常に気がつくようにしておきましょう。

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アメリカンピットブル・テリアの基本データ

原産国 アメリカ
寿命 12才~16才
体重 オス27kg メス22kg
体長 46cm~56cm
性格 明るく陽気な性格、主人に対して従順で忠誠心が強い
価格帯 100,000円~300,000円

原産国

原産国はアメリカです。

19世紀にイギリス出身のスタフォードシャーテリアとブルドックを掛け合わせて生まれたのが始まりです。

その後アメリカへと輸出されたものが現在のアメリカンピットブルです。

ほかの動物に対しては攻撃的ですが、その半面家族には従順で愛情深いという性質を持っています。

寿命

アメリカンピットブルは、12才から16才が平均的な寿命になります。

ただし、闘犬として飼育されていたため、正確な寿命はアメリカンピットブルに近い犬種であるアメリカンスタンフォードテリアを参考にしています。

また、禁止されてはいるものの、現在でも闘犬として用いられていることもあるため、寿命まで生きのびることができるアメリカンピットブルはあまり多くありません。

体重

  

アメリカンピット部分は胸部の幅が広く、骨格もがっしりとした体形のため、よく大型犬と勘違いされていますが、平均的な体重は13kgから大きくても36kgの中型犬です。

オスの体重は27 ㎏、メスは22kgが平均です。

体長

オスかメスかにもよりますが、アメリカンピットブルの平均的な体長は、46cmから56 cm程度が一般的な大きさです。

性格

実は甘えん坊で社交的、人に対する警戒心が弱いので番犬向きではありません。

現在のアメリカンピットブルは、ペット用に改良されてはいますが、本来持っている闘争心はそのまま残されています。

とはいえ、大変頭が良く主人に対する忠誠心も強いため、しっかりと訓練しておけば主人の命令にはきちんと従います。

また、強面な顔立ちとは裏腹に、独占欲が強いという一面も持っていますので、ストレスを与えないよう遊んであげたり、日ごろからコミュニケーションをとってたっぷりと愛情を注いであげましょう。

明るく陽気な性格で、家族に対する深い愛情も持ち合わせています。

ただし、本能的な闘争心があるため、ほかの犬とは遊ばせないことです。多頭飼いやほかの動物を飼うのも難しいでしょう。

価格帯

アメリカンピットブル・テリアはペットショップでの販売はありません。

国によっては飼育することが禁止されている場所もあり、基本的にブリーダーから入手することになります。

飼育が難しく、特に母犬から性格を受け継ぐため、親犬がどんな性格であるのかを前もって教えてもらうとよいでしょう。

価格は100,000円から200,000円が一般的ですが、親犬がチャンピオン犬であった場合には、200,000円から300,000円以上することもあります。

まとめ

アメリカンピットブル・テリアは知識のないまま育てられるような犬種ではありません。

死亡事故も多く、その凶暴性ばかりが注目を集めてしまいますがこれは犬のせいではなく人間の知識不足や不適切な飼育方法を行ったことが原因です。

非常に飼い方が難しいことから飼い切れなくなって捨ててしまったり、里親に預けられることも少なくありません。

しかし、飼えなくなったときに新しい飼い主を見つけようとしても、なかなか見つけることができないというのが現状です。







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