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リスをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌・グッズ・病気など】

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リスの中でも、もっともペットとして人気のあるのがシマリスです。

手のひらにのるくらいの小ささでもふもふのシマリスは、近年飼っている人も増えているペットです。

飼育本などもたくさん販売されており、ペットショップでの取り扱いも増えました。

つぶらな瞳と大きめでふさふさの尻尾、いたずら好きで好奇心旺盛な様子は、見ているだけで心が和みますね。

うさぎやハムスターなどと同じ小動物なので価格も低めで入手しやすいのと同時に、鳴き声もありません。

一人暮らしでも飼いやすく、5年以上生きるのでよいパートナーにもなります。

そんなリスをペットとして迎える際に注意したいことや必要なものをご紹介していきます。

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リスの生態 昼行性? 夜行性?

シマリスは、昼行性のげっ歯類です。

シマリスの赤ちゃんは、春が近づくとペットショップで取り扱われるようになります。

小さいうちは、風邪をひいたりしないように保育器などで温めてあげることが重要です。

シマリス類はジリスと樹上リスの中間と言われており、地上で暮らしていますが木登りも得意です。

手乗りになると非常にかわいいですが、懐くかはリスの性格にもよります。

赤ちゃんのうちから飼った方が手に乗ってくれることが多いようです。

根気よくエサなどを手から与え続けることや部屋に離して「この場所は安全なんだな」と慣れさせることが大事です。

シマリスにとっての適温は、25度前後です。

夏の暑さには注意が必要ですが、扇風機やクーラーのつけっぱなしは控えるようにします。

冬は、ヒーターや布団などで寒くなりすぎないようにします。

秋は、冬眠に入る手前の時期で気性が荒くなる「タイガー期」になります。

いつもは慣れていても噛み付いたり飛びかかってきたりしますのでなるべくそっとしておいてあげましょう。

原因は、冬眠のためにナワバリを守ろうとしているためとも、冬眠性タンパク質が原因であるとか諸説あります。

群れを成す生き物ではなく、野生でも単独で生きています。

性格もおとなしいというよりは、活発で時には命に関わるケンカをすることもあります。

飼育するときは、なるべく1匹で飼うようにしましょう。

しっぽは、弱いので絶対に掴まないように注意します。

リス自身もすごく嫌がり、悪くすると毛皮ごとひきちぎってしまうこともあります。

また、あまり流通していませんが、「インドヤシリス」という種類もいます。

背中の3本の白いストライプが特徴で寿命がシマリスより若干短くなっています。

あまりなつきやすい種類ではないので初心者は、シマリスにしておいたほうがよいでしょう。

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リスの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

リスの1日の食事量は、おおよそ30gほどで活動し始める午前中に与えます。

野菜のように痛みやすいものを与えたときには、しっかり観察しておきましょう。

食べ物を隠す習性があるので食べ終わるのを確認するか、隠したものをきちんとみつけて掃除しましょう。

大好きなものもあれば、与えてはいけないものもあるので注意が必要です。

主食

専用のリスフードが販売されており、鳩の餌なども活用できます。

シマリス専用フードは、低脂肪で消化吸収のよい穀物と昆虫タンパクが入っているものなどが販売されています。

他にも木の実やリス用ペレットも人気があります。

子供のうちは、砂糖やはちみつをお湯で溶いて柔らかいパンに染み込ませて与える、スポイトを使って与えます。

はじめは、多めに与えて食べ残しがでるくらいを目安にします。

副食

野菜は、とうもろこし、小松菜、さつまいも、にんじん、レタス、ブロッコリーなどを食べます。

茹でたりしても構いません。

果物では、りんご、メロン、バナナ、いちご、ぶどう、キウイ、みかん、ラズベリー、ブルーベリーなどを食べます。

他にも動物性タンパク質を補う目的でゆで卵の黄身や低塩チーズ、ミルワーム、無糖ヨーグルトなども与えることができます。

リス専用のチップスやチーズも市販されており、固いものもあるのでストレス発散に与えるのもよいでしょう。

与えてはいけない食べ物

落花生、ネギ類、ほうれん草、チョコレート、アボガド、梅、フルーツのタネ、じゃがいも、加工品などは病気をひきおこしたりするので与えてはいけません。

特に落花生のからは、発がん性物質の「アフトラキシン」を含むため要注意です。

身は食べても大丈夫ですが、避けた方が無難です。

ひまわりのタネをリスが大好きなのはよく知られていますが、脂肪分のかたまりなので与えすぎないように注意しましょう。

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リスを飼うために必要なグッズ

最近は、リスを飼育する人も増えたために便利なグッズがたくさんペットショップなどで取り扱われています。

ケージ

リス用のケージが販売されています。

上下運動がよくできるものが好ましく、静かで直射日光のあたらないところに置きましょう。

登り木などを設置しても喜びます。

もともと野生の生き物のためケージだけで飼っていると運動量が足りずストレスがたまります。

ときどき部屋に離してあげましょう。

その際には、かじられないように電気のコードなどはしっかり保護してください。

身体が小さいわりに活発に動くのでドアに挟まることや高い場所から落ちることもあります。

命に関わるような事故にもつながりますので放すときは十分に目を見張ってください。

生後数ヶ月の赤ちゃんリスの場合、体温調整がうまくできないので別にプラケースを用意します。

30cmほどの高さのプラスチックの水槽のようなものを用意しましょう。

巣箱

寝床にするためのワラでできたものが販売されています。

リスは、かじり癖があるのでプラスチックなどは避けた方がよいでしょう。

餌入れ

だいたいはケージに付属してきますが、ついてない場合は小さいボウルのようなものを用意しましょう。

100円ショップなどで安価に購入することができます。

回し車

もともと野山を駆け巡っていたリスなので運動不足はストレスがたまります。

リスの身体にあった回し車を用意しておくとストレスがたまりにくくなり、回している様子はかわいいものです。

かじり木

リスは、げっ歯類なので歯はたえず伸び続けていきます。

かじってすり減らすためのかじり木などを与えましょう。

かじるストレスを発散できる固めのおやつなども販売されています。

飲み水

ケージにとりつけられるウォーターボトルにいれてあげましょう。

ペットボトルに付け替えられるものだとお手入れが楽になります。

毎日綺麗で新鮮な水にかえる必要があります。

お水にマルチビタミンを入れることによってビタミン不足を解消することもできるのでうまく活用しましょう。

床材

マットや草、木くずなどが使用できます。

新聞紙を細かくちぎって敷き詰めることによって代用している人もいるようです。

温度調整器具

シマリスは、寒さにも弱い生き物です。

小動物用のヒーターも販売されており、ワット数もいくつもでているのでペットショップの店員さんと相談して購入しましょう。

特に赤ちゃんリスのときは、寒さに敏感なので要注意です。

ヒーターの配線をかじらないように工夫して設置しましょう。

逆に暑いときは、体温を下げるグッズなどがあるとリスは喜びます。

ケースの中に保冷剤をいれるものやアルミでできたものなどが販売されています。

その他

他にも、ペットシーツや布団用の布などもあると便利です。

トイレは、覚えたりそうでなかったりしますが、覚えるようでしたらトイレとトイレ砂があると日頃の手入れが楽になりますね。

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リスがかかりやすい病気

不正咬合(ふせいこうごう)

げっ歯類の前歯は、永久に伸び続けるのでいつも適度に削られて伸びすぎないようになっています。

不正咬合は、歯が削られなくなり前歯が伸びすぎてエサが食べられなくなる病気です。

もし見つけたら獣医に調整してもらい、かじり木なども用意して歯を削れるように予防しましょう。

日射病

夏場の炎天下で日射病になると命に関わる危険があります。

日が当たらない場所へケージを移動する、体を冷やすためのシートや凍らせたペットボトルなどをいれて快適な環境を保つようにしましょう。

自咬症(じこうしょう)

ストレスがたまりすぎるとかかってしまい、自分で足や手、尻尾などをかじって皮膚がみえてしまいます。

ストレスをためない環境を心がけるようにしてください。

また、皮膚がみえているからといって全て自咬症とは限らず、皮膚病の場合もありますので心配であれば獣医に相談してみてください。

細菌性皮膚炎

毛が抜けたり皮膚が赤くなったり、悪い場合はただれを起こします。

ブドウ球菌、大腸菌、レンサ球菌、パンツレラ菌などが原因菌とされ、ケンカの傷や引っかき傷から感染します。

普段から衛生的で安全な環境を保ち、かかった際は速やかに獣医に相談してください。

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リスの基本データ

原産国 北米大陸
寿命 約6~8年
体重 約12~15cm
体長 約10~12cm
性格 自由で好奇心旺盛
価格帯 約5,000~10,000円

原産国

リスは全世界に分布していますが、シマリス属は北アメリカに集中しています。

エゾシマリスのみが、ユーラシア大陸から東アジアに生息しています。

寿命

温度変化や冬眠などの環境にも左右されますが、概ね寿命は6~8年と言われています。

最近はペットで飼う人も増え、良質なグッズや餌が広まっているので長寿化してきているのでもっと長く生きそうです。

体重

約90~130gです。

体長

約12~15cmで尻尾の長さは、約10~12cmです。

性格

個体にもよりますが、基本的に自由で好奇心旺盛です。

その反面、臆病で繊細な内気な部分も持ち合わせています。

秋から冬にかけては、タイガー期とよばれる冬眠前の時期なので性格が荒くなることもあります。

価格帯

シマリスは、だいたい5,000~10,000円程度で入手できます。

全身が白いホワイトシマリスという種類もいますが、こちらは希少なため40,000~60,000円が相場となっています。

大人のリスよりも赤ちゃんのほうが高い価格設定になっていますが、子供のときから育てた方がよくなつき、しつけもしやすいです。

だいたい、生後2~3ヶ月の赤ちゃんリスを迎えたほうがよいでしょう。

その際には、毛並みや目や肛門の汚れ、エサへのくいつきと体型がやせすぎていないかなどに注意して選びましょう。

まとめ

かわいらしい見た目とおてんばな動きが心を和ませてくれるリスは、飼うのも手軽な面があります。

小動物としては比較的長めに生き、子供の頃から飼い始めれば手乗りになるくらいよくなつきます。

その反面、暑さや寒さに弱いのでしっかりとした環境を整えてあげることも大事になってきます。

日々を過ごすパートナーとしてリスのことをよく理解して飼育してあげたいですね。







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