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フェレットをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌・グッズ・病気など】

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フェレットは、イタチに似た細長い外見の生き物です。

ふわふわで小さめのサイズ、鳴き声も小さく、人懐っこいとても愛くるしい生き物です。

最近は、知名度もあがり飼っている人も増えてきました。

しつけをしっかりすればかなり慣れ、芸を仕込むこともできるようです。

個体によっては、10年ほども生きることもあります。

なによりサイズが小さいので一人暮らしなどでも飼いやすくよいパートナーにもなります。

とはいえ、猫や犬に比べればまだまだマイナーな部類に入るフェレットです。

ここでは、そんなフェレットを飼育する上で大事な点をご紹介したいと思います。

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フェレットの生態 昼行性? 夜行性?

フェレットは、イタチ科の肉食性の哺乳類です。

基本的には夜行性ですが、とても人懐っこい生き物なのである程度飼い主のライフスタイルに適応するようです。

ペットとしての歴史は3000年まえにまでさかのぼり、詳細は不明ですがヨーロッパケナガイタチかステップケナガイタチから品種改良されたと考えられています。

かつては、うさぎなどのげっ歯類を巣穴から追い出すため狩りにも使用されており、イギリスやオーストラリアではいまでも活躍しています。

狭いところに潜り込んでいく習性を利用して狭い管の掃除や配線を手伝わせていたこともあり、ロンドンオリンピックの時には大活躍したそうです。

ルネサンス期では、フェレットを飼うのが女性の間でブームになったこともあります。

ペットとして繁殖させる場所はファームと呼ばれており、アメリカ合衆国・ニュージーランド・カナダなどにあります。

出身によって「マーシャル」、「カナディアン」、「バズバレー」、「サウスランド」、「マウンテンビュー」、「ミスティック」などがあります。

犬や猫と異なり品種によって明確にことなるわけではありませんが、ファームごとに体格や毛色などに一定の差があります。

「マーシャル」や「バズバレー」はおとなしく体が小さく、「カナディアン」は筋肉質で体が大きめです。

「アンゴラ」は、性格が強く被毛が長いので上級者向けでしょう。

日本では、1993年にアメリカ人のマイケル・E・コールマンが避妊手術と臭腺除去をしたフェレットを輸入したのが認知されるきっかけになったとされています。

その際にもちこまれたのが、「マーシャルフェレット」だったため現在でも主流のブランドになっています。

フェレットが好む適温は、15度から22度と言われています。

体温は38度で人間より高く、体感温度は7度くらい高いようです。

生まれた直後は肉球のみに汗腺があり、その後完全に消滅してしまうので体温調節が未発達で40度を超えやすいという特徴があります。

よって、夏の暑さにとても弱く、室温が28度を超えないように調整する必要があります。

飼育する際には、定期的に爪切り・耳掃除・歯磨き、などが必要になってきます。

一番初めにトイレと噛み癖のしつけは必要です。

食べてから消化までが早いのでトイレの場所を覚えないとのちのち後始末が大変になってしまいます。

よく動き回るのでケージからだして遊びたくなりますが、その際にはトイレを済ませてからにするとよいでしょう。

フンには、体調の変化があらわれやすいのでよく観察することも大事です。

フェレットの歯は、鋭いのでおもいきり噛まれると血が出ることもあります。

はじめにしっかりしつけをしましょう。

噛み癖がある理由は、「環境になれていない」「ストレスがたまっている」「歯が生え変わる」「体が痛い」「甘えている」などの理由があります。

しっかりとしつけをしてフェレットといい関係を築きましょう。

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フェレットの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

フェレットには、市販のフェレット専用フード、もしくはドッグフードなどで代用して与えます。

小さい時には、噛み砕くことができないのでお湯でふやかして与えます。

フェレットは、餌を食べてから排泄するまで約3時間しかかかりません。

人間のように3食などきっちりと食事時間をわけることができないのですきなときに食べられるように餌入れに常にいれておくようにしましょう。

だいたい、1日に体重の5~10%ほどの食事をします。

もともとイタチを改良したものと言われているので肉食です。

昆虫なども食べ、果物なども食べます。

専用フード以外にも肉類や野菜なども与えることもできます。

ただし、食物繊維は、消化することができないので与えないようにする必要があります。

少々値が張りますが、ペレットなどは動物性タンパク質を補う目的にもなりますし、大好物のフェレットも多いのでしつけや薬をまぜて与える時などに重宝します。

なんでも食べますが、牛乳はあたえてはいけません。

他にも、ネギ類、イカ・タコ、リンゴ、バナナ、など与えてしまうと中毒を起こす食べ物もあるので注意が必要です。

フェレットは、空腹になると不機嫌になることが多いので常に餌はきらさないようにしましょう。

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フェレットを飼うために必要なグッズ

ケージ

フェレットは、好奇心旺盛で活発に動き回るペットです。

ですので、大きめのフェレット用ケージが必要となります。

2階建のものやはしごのついているものなどケージの中を縦横無尽に動き回れる広さのあるものががよいでしょう。

もちろん、ストレスのたまらないように時々ケージの外にだしてあげるのも大切です。

巣箱

ゆったり入れる木製のものがよいでしょう。

また、ハンモックでも可能です。

自分の匂いのついたハンモックはお気に入りになり、丸まって寝ているかわいい様子がみれるのはとても心が和みます。

ハンモックと一緒に布団がわりの布をいれてもよいです。

最近はハンモックにポケットがついており、その中で眠れるようになっているものもあります。

トイレ

フェレットは、消化が早いので当然トイレのスパンも早くなっています。

また、肉食系なのでフンは、強い匂いがします。

こまめな掃除を心がけましょう。

猫用トイレ砂でも代用が可能ですが、最近はフェレット用も販売されています。

ケージのコーナーに取り付けられるトイレに薄く敷いて使用します。

うんちやおしっこをすると固まるのでそのままショベルなどですくって捨てましょう。

餌入れ

動き回る動物ですので陶器などの重さがあるものにしましょう。

チューブ状の半液体やカリカリをふやかして与えることもあるので洗いやすく手入れしやすいものが望ましいでしょう。

給水機

ケージの外に引っ掛けるようにしてノズルが中に入るようにして設置します。

フェレットには、かじりくせがあるのでノズル部分は金属製のものを選んだほうがよいでしょう。

水は、水道水でかまいません。

床材

すのこの下に金網を敷くと衛生的にもよいですしお手入れも楽です。

爪切り

フェレット用の爪切りが販売されています。

フェレットの爪は、放っておくと永久に伸び続けます。

長い間切らないでいると爪の中の神経も伸びてきてしまい、短く切ることができなくなってしまいます。

元気な個体ですと爪切りは大変ですが、定期的に切ってあげるようにしましょう。

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フェレットがかかりやすい病気・三大疾病

最近はフェレットを飼育する人が増えたこともあり、いろいろな病気にかかることがわかっています。

様々な病気がありますが、フェレット特有のものから他の動物から感染するものもあります。

まずは3大疾病といわれているものからご紹介します。

1.インスリノーマ

4歳以上に多くかかります。

よだれが多くなり、ぐったりとして歩けなくなって体重が減少してきます。

膵臓に腫瘍ができてしまいインスリンが多く分布され、血糖値が下がることによって引き起こされる病気です。

治療には、時間をかけてステロイド剤を投薬し続けることが必要です。

2.リンパ腫

全身におこる白血球のガンです。

発熱や貧血、歩行ができなくなり食欲の低下がおこります。

抗がん剤で治療をしますが、経過はさまざまです。

3.副腎腫瘍

副腎のホルモンが分泌されすぎるフェレット特有の病気です。

体臭がひどくなり、脱毛や腫れを引き起こします。

原因である副腎の摘出手術や性ホルモン剤の投与が必要になってきます。

フェレットがかかりやすい病気・動物から感染

人間や犬など他の動物から感染する病気もあります。

フィラリア

犬がかかることで有名ですが、フェレットにも感染します。

感染した犬の血を吸った蚊に刺されることによっておこる病気ですが、治療は困難といわれています。

予防薬がありますのでかかりつけの獣医に相談し、蚊の出る季節になったら確実に予防しましょう。

ジステンパー

子犬によくかかりますがフェレットにも感染します。

咳や鼻水、下痢など様々な体調不良がみられます。

治療は、難しいので確実な予防をしましょう。

風邪・インフルエンザ

人間から風邪なども感染します。

治療には抗生物質の使用が可能ですが、なるべく飼い主などが病気の時は近づかないように工夫をしてあげましょう。

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フェレットの基本データ

原産国 不明
寿命 約6年 〜12年
体重 約0.7~1.4kg
体長 約30〜50cm
性格 人懐っこく、好奇心旺盛
価格帯 約 20,000円〜100,000円

原産国

ヨーロッパケナガイタチかステップケナガイタチから改良したものと言われていますが、詳細は不明です。

寿命

約6~12年と言われています。

体重

ファームや個体によって差はありますが、約0.7~1.4kgです

体長

約30~50cmです。

性格

とても人懐っこく、好奇心旺盛でよく動き回る性格をしています。

価格帯

約20,000円~100,000円。

まとめ

胴長で小さく、愛くるしい瞳のフェレットは、飼育する人もますます増えてきています。

少し前まではマイナーな生き物でしたが、取り扱うペットショップも増え、都内には専用店もあります。

しぐさも可愛らしく、なつくのでこれからどんどん人気になるかもしれません。

その反面、いろいろな病気にかかる一面もあります。

習性や特徴をよく把握してかわいがりたいですね。







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