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ハリネズミをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌、グッズ・病気など】

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丸くなる姿でおなじみのハリネズミは、その愛らしさで徐々に人気になってきています。

しかし、飼育については難しさもあり、他のペットより知っておくことも多いのです。

そこで今回は、そんなハリネズミの飼育方法、注意点などについてまとめました。

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ハリネズミの生態、昼行性?夜行性?

ハリネズミは、ハリネズミ科、ハリネズミ亜科に分類される動物を総称した呼び名です。

ヨーロッパ、アフリカ、中近東、日本を除く東アジアなどが元々の生息地域です。

近年は、飼育放棄により日本の神奈川県、静岡県等で繁殖、外来種に指定されています。

また、ハリネズミという種は、ジムヌラ亜科という針がないものと少ないものを含みます。

しかし、一般的にハリネズミといえば、針が多く丸くなるおなじみの種類のことを指します。

ハリネズミに似た動物でヒメハリテンレックというものもいます。

この生物は、テンレック科に属する別の動物で半樹性、トゲも柔らかいのが特徴です。

ハリネズミは、夜行性動物で暗闇の中を歩き回って食事を探します。

食性は、ミミズ、甲虫、鳥の卵、小動物やその死骸、木の実、果実、種子などの雑食です。

ハリネズミは、トンネルを掘ることもありその生態はネズミよりモグラに近いようです。

イギリスなどでは、ポピュラーな動物でありHedgehog(生垣のブタ)と呼ばれています。

ハリネズミは時々、唾液を体にこすりつけるようなしぐさをすることがあります。

これは、寄生虫予防、異性の気をひく、まずくなり食べられにくい等の仮説があります。

また、気温が一定を超えると夏眠、逆に下がると冬眠するという習性があります。

これは、命に関わることもあるので飼育下では十分に注意すべきです。

ハリネズミの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

ハリネズミは雑食性であり、以前は餌を選ぶのも難しいことでした。

しかし、最近は専用フードがあり、これだけで必要な栄養は十分取ることができます。

ただし、それでハリネズミの食事の問題が解決したわけではありません。

ハリネズミは、グルメかつ偏食なので餌が変わると食べないことがあるのです。

そのわりには、飽きやすいこともあるので主食のフード以外にも副食を与える必要が出てくるのです。

餌の回数は、野生下では甲虫などを数回に分けて捕食しています。

そのため餌は、起きている時に2回など分けてあげるのが望ましいです。

それが無理であれば、活動している夜に1回餌をあげましょう。

餌の量は、フードであれば小さじ1~2杯ですが、年齢や健康状態などを見て変えます。

成長期なら多めでもいいですが、老齢や肥満であれば少なめにするなど工夫をします。

餌は、固いものが苦手なハリネズミのために小さくしたり、柔らかくしたりしてあげてください。

水は吸水ボトル等に入れ、いつでも新鮮なものが飲めるようにしてあげましょう。

餌は、翌朝ハリネズミが残していてもそのままにせず取り除くようにしてください。

餌をいれたままにすると食べ過ぎで肥満になったり、腐ったりすることがあるからです。

主食

ハリネズミ専用フードを与えます。

食べない時はキャット、ドッグ、フェレット用を試します。

お店や里親など貰い手の所で食べていたフードをそのまま使用するとよいでしょう。

副食

にんじん、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、バナナなどの野菜果物や卵、カッテージチーズ、ヨーグルト、鶏ささみとなります。

コオロギ、ミルワーム、冷凍のピンクマウスも副食となります。

副食は、与え過ぎが肥満や病気の原因になることもあります。

あくまで飽きる、食べないという問題において必要と捉えましょう。

ちなみに昆虫やピンクマウスが苦手という人は、無理にあげなくても大丈夫です。

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ハリネズミを飼うために必要なグッズ

ハリネズミは、暑さにも寒さにも弱いのでケージなどの他、気温管理をする道具も必要です。

その他にも掃除道具なども衛生を保ち、病気にならないために大切です。

ケージ

ハリネズミの飼育には、金網ケージ、水槽、衣装ケースなどが使用されます。

これらは保温、通気、脱走のしにくさなどでそれぞれ良い面悪い面があります。

例えば金網は、夏は非常に涼しくハリネズミには快適ですが、冬は保温効果が低いです。

一方、水槽や衣装ケースは、保温性が高いものの湿気がこもり不衛生になりやすいです。

また、上からハリネズミに話しかけることになるので驚かせてしまうなどの問題があります。

気温、湿度については、夏はケージ、冬は水槽や衣装ケースにするなどで対応します。

小屋は、体長の2倍~4倍ぐらいの床面積が必要とされ、奥行は30cm~幅60cmぐらい必要です。

保温、保冷グッズ

気温はエアコンで調整しますが、それでも間に合わない時は以下の器具を使います。

冬は、オイルヒーター、小動物用の保温電球(100w)、ケージの周囲を覆う専用カバーです。

夏は、扇風機(直風不可)、ペット用、涼を取る大理石、凍らせタオルで巻いたペットボトルとなります。

ハリネズミの生活できる環境は、温度、24℃~29度、湿度は40%までとされています。

この温度が上がり過ぎると夏眠、下がると冬眠になり危険な状態となります。

保温、保冷グッズの他にも気温管理をする温度計、湿度計もあるとよいでしょう。

巣箱

ハリネズミが中で安心して休むためのものです。

大きさとしては、中で寝ても窮屈にならない広さのあるものが適します。

また、箱の他に寝袋などをケージに入れ用いることもあるようです。

床材

床材は、ウッドチップやウッド、コーンリター、牧草、固まらないトイレ砂等があります。

自然素材で食べても安心、消臭効果があるなどの条件を満たすものなどを選びましょう。

また、ハリネズミは、針葉樹アレルギーを発症しやすいので松や杉は避けましょう。

給水器

水を飲むのには、ボトル型の給水器かお皿を用います。

給水器の方がケージを汚しませんが、個体によって使用方法を覚えないこともあります。

どちらがいいかは、ハリネズミの個性に合わせましょう。

お皿の場合、ひっくり返さない陶器製などにします

かじり木

ストレス解消や歯の歯石を落とし口内を健康に保つのに必要なものです。

回し車

これは、使用する個体とそうでないものがいます。

また、ハリネズミは、回し車の上で糞をすることが多いです。

そのため、運動不足解消にはとてもよいですが、まめな掃除が必要です。

ハリネズミは、糞が多く、ケージがにおうこともあるので掃除はまめにしましょう。

糞をつまんで取る割りばし、汚れをふき取る除菌ティッシュなどがあると便利です。

他にもこびりついた汚れを落とすたわしも用意しましょう。

洗剤で洗う場合は、舐めると危険なので必ずよく落としてください。

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ハリネズミがかかりやすい病気

ハリネズミは丈夫な動物ですが、やはりかかりやすい病気というものは存在しています。

ダニによる皮膚病

これは、寄生のあるハリネズミに接触することやダニのいる床材やタオルで感染します。

症状は、かさぶたのようなフケが針付近に見られる、抜ける、とてもかゆがるなどです。

通常時、注意すべき点は、不衛生な環境、湿気のある状態などです。

よって予防には、梅雨時期などは普段よりまめに掃除をするなどしましょう。

ショップからもらい受けたハリネズミの多くは、この症状になっています。

このようなことから飼育前に一度、獣医さんに見てもらうことが望ましいことでしょう。

口腔系の病気

次にハリネズミが、かかりやすいのは口腔内の問題です。

口に雑菌が多く、歯石もたまりやすく歯周病などの口腔トラブルを起こしやすいです。

問題が発生すると口臭、歯の変色、歯肉の腫れ、歯が抜けるなどになります。

予防は、かじり木、繊維質のエサなどを与え、自然に歯石が取れるようなどします。

ふらつき症候群(WHS)

これは、原因不明で治療法も確立されていない恐ろしい病気です。

カルシウム、ビタミン不足、ウィルス、ストレス、外傷、遺伝等で発症するとされます。

病気になると思うように身体が動かせない、ふらつく、脚の麻痺などの症状が出ます。

そして、やがてそれが全身に広がり寝たきりになってしまいます。

治す方法は、確立されていないため多くの場合は介護をし、看取ることになります。

この病気になったら自力で食べられないので餌はスポイト等であげることになります。

また、寝る時はふらつかないように丸めたタオルを両脇に置き支えるなどもします。

注意すべき点は、別の疾患のこともあるので必ず獣医さんに見てもらうことです。

早々に判断して諦めてしまわないことが大切です。

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ハリネズミの基本データ

原産国 アフリカ、ヨーロッパ、中近東、東アジア
寿命 約6年~10年
体重 約500g
体長 個体差があるが、20cmぐらいまで成長
性格 好奇心旺盛だが、元々は警戒心が強くなつかないこともある
価格帯 カラーによる差はあるが、15,000円~40,000円ほど

原産国

アフリカや中東、ヨーロッパなどに生息します。

土を掘り、昆虫を食べるモグラのような暮らしをしています。

寿命

野性下では3年など短めですが、飼育下では10年ぐらい長生きすることもあります。

冬眠、夏眠させないこと、衛生管理などが長寿のカギです。

体重

  
約500gとされています。

肥満になりやすい傾向で病気に繋がるので注意すべきです。

体長

個体により違いますが20cmぐらいになります。

ハムスターよりは大きく、ウサギよりは小さいぐらいです。

性格

好奇心の強い個体もいますが、基本は神経質なのでまったくなつかないこともあります。

どちらかといえば観賞向きでそうなっても最後まで飼えるか考える必要があります。

価格帯

カラーによってかなり変化します。

ソルト&ペッパーなどのメジャーな色は安価ですが、アルビノ等レアカラーは高額です。

まとめ

ハリネズミは飼育が大変であり、警戒心が強いという部分もあります。

ハリネズミを飼う時は、なつかず観賞用になっても最後まできちんと面倒をみましょう。







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