げっ歯類 ネズミ目

カピバラをペットとして飼う際の注意点まとめ【生態・餌・グッズ・病気など】

更新日:

この記事のURLとタイトルをコピーする

カピバラは、のんびりした仕草もかわいく見ているだけでとても癒される動物です。

カピバラが家族で体を寄せあったり、気持ちよさそうに露天風呂に浸かっていたりする様子などはとてもかわいく人気の動物です。

日本では動物園でよく見かけ、大人しく人になつきやすいので放し飼いにして触れあうことができるところも多いです。

また、キャラクターとしても人気が高くグッズ化されているところも多いです。

カピバラという呼び名は、グアラニー語の「細い草を食べる者」がスペイン語に転訛して呼ばれるようになったとされますが、国によって呼び名が違います。

日本では、ペットとしてのなじみは薄いですが、海外では意外と多いようです。

そんな人気のカピバラについてまとめてみました。

スポンサーリンク




カピバラの生態 昼行性? 夜行性?

カピバラは、ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属に分類される齧歯類です。

現生種の齧歯類では最大になり、昼行性です。

5㎝以上の硬い毛は、まるでタワシのようで触った感じもゴワゴワしています。

これは、水に濡れた後に体をブルブルッと振るっただけで水分が取れ、乾きやすくなっています。

前足の指は4本、後ろ足の蹄は3本、指蹄の間に小さな水かきがあり、水に入ることは得意で大好きです。

カピバラは、鼻・目・耳が一直線に並んでいるので、5分以上の潜水ができたり、鼻さきだけ水上に出して眠ることができたりします。

しかし、雨は苦手で雨の日は、身を寄せ合って雨宿りをします。

南米に生息する動物で、普段の生活ではゆっくりと動き集団で生活し、家族でかたまって寝ている姿をよく見かけます。

平均10~20頭の群れで行動しますが、40頭くらいの群れを形成することもあるようです。

群れにオスは1匹で、他は全員メスとその子どもで形成されています。

オスとメスの見分け方は、鼻の頭のこぶのような部分があるかないかです。

このこぶのような部分があるのがオスでないのがメスです。

交尾期のオスは、鼻の上の臭腺を周囲の木の葉にこすりつけメスをひきつけます。

交尾は水中で行い、妊娠期間は、約130~150日で、子どもは平均約4匹です。

カピバラは、ネズミの仲間ですので大きな鋭い歯を持っていますが、しっぽはありません。

その前歯はどんどん伸び続けるため木の枝や小石などをかじることにより伸びすぎてしまう歯を削ります。

歯が伸びすぎると具合が悪くかみ合わせが悪くなったり、それにより餌が食べられなくなったりします。

カピバラは、朝と夕方の日暮れ前が最も活発に活動し餌を食べたり、水に入って泳ぎまわったりします。

日中はボーっと日向ぼっこをしていることが多いです。

そんなカピバラですが、走るのは早く時速約50㎞で走ることもできます。

警戒心もあまり強くないので人に良くなつき、他の動物とも仲良くできます。

スポンサーリンク




カピバラの食事・餌は何? 1日どれだけ必要?

カピバラは、草食動物なので動物園では青草や人参、キャベツ、サツマイモ、リンゴなどと草食用ペレットを数回に分けて与えています。

新鮮な草は大好物で、特に笹の葉やイネ科の草は口いっぱいにほおばって食べます。

ペレットは、乾燥草や穀類の混合物を加圧し固形にしたものでとても栄養バランスのとれた食べ物のためカピバラの栄養を補うのにいいのと固いので歯を削るためにもなります。

また、動物園では、鉱塩と呼ばれている塩の塊も補助食として置いてあります。

野生のカピバラは、牧草や木の実、樹皮などを食べています。

カピバラは、体が大きいので1日に約2~3kg食べます。

スポンサーリンク




カピバラを飼うために必要なグッズ

かじる物

カピバラは、前歯が伸びてくるので伸びすぎないように硬い木の枝や小石などをかじって歯を削る習性があります。

ペットとして家で飼育する場合は、ストレス解消にもなりますので木などのかじる物を与えておきましょう。

家具などの木製のものをかじられないように気を付けなければいけないので、屋外で飼うのをおすすめします。

水浴びをする容器

カピバラは、体を清潔にするためや毛並みを傷めないためによく水浴びをします。

プールや水槽が必要です。その際、寒さが苦手なカピバラのためにお湯を入れるのがいいでしょう。

また、カピバラは水中でトイレを済ませますので、毎日水を抜いて掃除して、きれいな新しい水に交換しなければいけません。

小屋とヒーター

カピバラは、暖かい地域の動物なので、日本の冬の屋外では耐えられません。

寒さ対策として、寒さをしのげる小屋と動物用のヒーターがあるといいでしょう。

カピバラがかかりやすい病気

カピバラは、南米に生息する動物なので、暑さに強い反面、寒さには弱く風邪をひいたりお腹を壊したりします。

腸の寄生虫やダニの感染にも注意が必要です。

カピバラは、とても強力な免疫システムを持っているので自然な状態でも細菌に対する耐性が十分にあります。

しかし、ホコリやアレルゲンには敏感で涙や鼻水が出たら要注意です。

歯が伸びすぎたりして咬み合わせが悪くなると、口の中を傷つけたり、食べづらくなり食欲を失い弱ってしまったり、その傷により細菌性の病気にかかったりすることがあります。

あまり機敏に動かないカピバラにとって小さな切り傷やすり傷はよくありますが、ベタジンや消毒スプレーなどで治療します。

傷が深い場合は、泳ぎや泥浴びなどを制限する方がいいでしょう。

カピバラは、体内でビタミンCを合成できませんので食べ物やサプリメントで補わなければいけません。

ビタミンCが不足して壊血病を発症すると衰弱し動きが鈍くなり歩行に変化が現れたり、体重が減少し下痢を伴う食欲不振になったり、皮膚が破壊されたりします。

カピバラは、抗生物質や麻酔に非常に敏感な動物なので、そのことを知っている獣医を見つけることが大切です。

スポンサーリンク




カピバラの基本データ

原産国 南アメリカ東部
寿命 約5~10年
体重 約35~66㎏
高さ 約50~64㎝
体長 約105~135㎝
性格 大人しい、穏やか、なつきやすい
価格帯 約50~80万円

原産国

南アメリカ東部アマゾン川流域付近の温暖な沼や湖などの水辺の草原に生息しています。

パナマやコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンなどに分布しています。

寿命

カピバラの寿命は、約5~10年です。

体重

カピバラは、成体で約35~66㎏です。

体長

カピバラは、成体の高さが約50~64㎝、体長は、約105~135㎝です。

性格

見た目通り、大人しく穏やかな性格で細かいことは気にしないので、いろんな動物に好かれます。

よく、日向ぼっこをしながらボーッとしているのを見かけるように、とてもマイペースです。

あまりにもボーっとしているので、何事においても無関心のように思いがちですが、自分の群れや家族にはとても優しいです。

攻撃的な面はなく何をされても怒らず、されるがままということもあります。

また、臆病な一面もあり、人間が追い回すなど普通なら怒るようなことをされても攻撃的な行動には出ず、逆にその場から逃げてしまいます。

全く喧嘩をしないわけではないようですが、攻撃されても反撃することもなく退散します。

機嫌が悪いなどという時に、こちらからちょっかいをかけなければ怒ることはまずありません。

争いごとを嫌う平和主義といえます。

人がなでると怖がったり嫌がったりすることなく、とても気持ち良さそうな顔をします。

もともと警戒心が強くないので、すぐ懐いてくれる動物と言えるでしょう。

価格帯

カピバラは、専門業者や特殊なペットを扱うペットショップ、牧場などで購入が可能です。

価格は約50万円~80万円で購入可能ですが、別途輸送費などがかかることが多いです。

特殊なペットなので価格は、決して安くありません。

癒し系で人気の高いカピバラですが、まだまだ日本でペットとして飼う人は少ないです。

まとめ

カピバラは、もともと南米の生き物なのでペットとして飼う場合には日本と環境が違うことを考慮に入れ温度管理に気を付けましょう。

水浴びや露天風呂が大好きなので、水辺の環境を用意しましょう。

また、歯が伸びすぎると良くありませんので、かじる物は必要になります。

ペットとして飼う人が少ないので、必ずカピバラを専門的に診てもらえる獣医を見つけておきましょう。







この記事のURLとタイトルをコピーする

-げっ歯類, ネズミ目

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.

Copyright© とある浪速の調査雑記 , 2019 AllRights Reserved.