便秘は特に女性の方がなりやすいと言いますが、みなさんは毎日お通じがすっきりしていますか?
日頃の生活によっても便秘にはなりやすいので、食事を中心に改善していくことで便秘を解消していきましょう。
そこで、便秘といえばオリゴ糖ということで、オリゴ糖がなぜいいのか詳しく解説していきましょう。
便秘が起こるメカニズムをご存じですか?
そもそもなぜ便秘になるのか、詳しく調べたことはありますか?
便秘は食生活や生活の送り方、ストレス、トイレに行くタイミングなどによっても起きるものです。
そのため、男性よりも女性に便秘で悩む人が多くなっています。
便意を感じないためにいつトイレに行けばいいかわからない、筋力が弱いために便を出す力が足りず思うように便が出ないといったこともあります。
便秘には大きく機能性便秘と器質性便秘の2つに分けることができ、機能性便秘は日頃の生活が関係しています。
機能性便秘の中には、弛緩性便秘・痙攣性便秘・直腸性便秘の3種類があります。
弛緩性便秘は食物繊維不足や運動不足によって起きる便秘になっており、腸の蠕動運動がしっかりできていないために便が出せなくなっている状況を指しています。
また、痙攣性便秘は睡眠不足やストレスといった自律神経の関係から起きる便秘になります。
弛緩性便秘とは反対に今度は腸の蠕動運動が活発になりすぎるために、腸が痙攣したかのようになり正常に通過することができなくなってしまいます。
最後の直腸性便秘は便秘薬を使いすぎたために起きる便秘となっており、自分の力で排便するのが難しくなってしまっている状態です。
続いて、器質性便秘は体調不良や病気のために起きる便秘のことをいいます。
そのため、この場合には速やかに医師に相談しないといけません。
便秘には種類があり、それによって原因も異なっています。
普段の生活とも深く関係しているので、便秘のメカニズムを知って正しく対処することが大切です。
便秘解消には、善玉菌の活性化が必要
便秘にもいろいろと種類がありますが、どんな便秘であっても少しでも早く解決したいと思いますよね。
そこで、腸内に善玉菌を増やしていくようにしましょう。
腸内細菌には善玉菌・悪玉菌・日和見菌と3つの菌が存在しています。
この中の善玉菌が多くなると便秘も解消されるといいます。
逆に悪玉菌が多くなると腸内環境は悪化していきます。
腸内フローラが悪玉菌の方が多くなっているために便が出にくくなっているのです。
悪玉菌は便秘を招くことになるので、腸内には増やさないようにしたいものです。
善玉菌には乳酸菌やビフィズス菌がありますが、これらがたっぷり腸内にあることで便秘になりにくく、すっきりと便が出るようになります。
このように便秘解消には善玉菌の活性化が必須となってくるわけです。
悪玉菌が優勢にならないように、積極的に善玉菌を増やしていくことが大切です。
善玉菌活性化には、腸まで届くオリゴ糖を!
便秘解消には善玉菌活性化が鍵ということで、日頃の食事も改善していくのは必須ですが手軽に増やすことができたらもっと良いでしょう。
そこで、おすすめなのがオリゴ糖です。
特に、難消化性のオリゴ糖がおすすめです。
オリゴ糖にはこの難消化性のものと消化性のものとに分けられますが、難消化性オリゴ糖は小腸で消化をしないので、大腸にまでしっかりと到着します。
そして、血糖値を大きく上げることもなく善玉菌を増やすことに全力を注いでくれるんです。
この難消化性オリゴ糖には6つあります。
テンサイや砂糖大根からできたビートオリゴ糖、玉ねぎやバナナなどに含まれているフラクトオリゴ糖、母乳や乳製品に多く含まれるガラクトオリゴ糖、大豆に含まれている大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、タケノコやとうもろこしに含まれているキシロオリゴ糖があります。
オリゴ糖はプレーンヨーグルトにそのまま入れてもいいですし、普段の料理の味付けの際に砂糖の代わりに使うこともできます。
これで便秘解消ができるので、ぜひいつもの砂糖をオリゴ糖に変えてみましょう。
まとめ
便秘解消には善玉菌を増やすことが鍵になること、この善玉菌を増やしていくためには難消化性のオリゴ糖がいいということがわかったでしょう。
さっそく頑固な便秘とさよならするために難消化性のオリゴ糖を日々の食事に活用してみましょう。