「背中がムズムズしてかゆい」「背中に湿疹ができた」というお悩みはありませんか?
それは背中が乾燥している証拠かも!?
背中は意外と乾燥しやすい体の部位なのに自分の目で見えにくいので気が付きにくいのです。
しかも、背中は手が届きにくいのでつい保湿ケアも怠りがちに・・・。
それが原因で湿疹やニキビができることも珍しくありません。
ここでは、背中に乾燥(かゆみ)や背中ニキビができる原因と日常的にできる対処策など、背中の乾燥(かゆみ)や背中ニキビを改善する方法をご紹介しますね!
背中に乾燥(かゆみ)や背中ニキビができる原因
- 保湿していないから
- 乾燥しやすいお風呂の入り方をしているから
- 背中は目に入りにくく、手に届きにくい部位だから
保湿していないから
背中はとても乾燥しやすい部位です。それは、背中に皮脂腺がとても少ないから。
本来であれば、顔同様にスキンケアを背中にもした方がいいのですが、普段から意識して背中の保湿ケアを行っている人はなかなかいないようです。
脂性肌だと思っていた人にも実は肌がとても乾燥している人が多くいます。
たとえば、背中ニキビができている人。
「乾燥肌とニキビ!?」まったく関係ないと感じると思います。
しかし、背中のブツブツやニキビができる原因は、肌の乾燥が引き金となっている場合が実に多いのです。
肌が乾燥するとそれを補うために皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
過剰に湧き出た皮脂が毛穴に詰まり、その詰まった毛穴にニキビ菌が発生し、それがニキビとなってしまうというしくみです。
肌の乾燥がひどければ、その分だけ皮脂は過剰に分泌し続けます。
そして、肌の乾燥はバリア機能を低下させ、様々な原因菌が発生しやすい環境となるのです。
だから、背中の乾燥からくるかゆみやニキビを予防改善するには、保湿が大事というわけです。
乾燥しやすいお風呂の入り方をしているから
バスタイムの過ごし方によって背中の乾燥を招いている場合も多くあります。
- ナイロンタオルでゴシゴシと力強くこすっている
- シャンプーなど洗剤のヌルヌルが背中についたまま
- 熱いお湯で長風呂をしている
お風呂に入ったとき、化学繊維のナイロンタオルで必要以上にゴシゴシと体をこすっていませんか?
また、熱めのお湯に長時間浸かる習慣はありませんか?
このようなお風呂の入り方をしていると背中の皮膚を守っている角質層にあるセラミドや皮脂がどんどんと排出されてしまいます。
また、シャンプーやトリートメントを洗い流すとき、背中についたまま放置しておくと背中ニキビの原因となるので注意しましょう。
日常生活でできる背中の保湿ケア法
- 背中を含めボディ全体の保湿をする
- 保湿効果のある入浴剤をつかう
- 肌が乾燥しにくいお風呂の入り方をマスターする
- 下着は汗を吸収しやすい素材のものに
背中を含めボディ全体の保湿をする
背中の乾燥やカサつきが気になる人におススメの保湿クリームは下記のとおりです。
- 低刺激なもの
- 浸透力のあるもの
- 保湿効果が高いもの
自分自身の背中に保湿クリームを塗るのはとても難しいことです。
自力で何とか背中全体にクリームを伸ばすことができればよいですが、それができないのであれば、以下の方法をお試しください。
- スプレーボトルに詰め替える
- パッティング用スティックをつかう
- 他の人に頼む
ローションタイプの保湿剤であれば、スプレーボトルに詰め替えてください。
それを背中めがけて吹き付けるだけでオッケーです。
また、「パッティング用スティック」というものが400~500円くらいで販売されています。
こちらのスティックに保湿クリームを染み込ませたコットンをはさみます。
そして、スティックを持ち、背中にパッティングするだけ。
これだけで手に届きにくい背中にもまんべんなく保湿クリームを塗ることができます。
自分でできない場合は、他の人に頼むという方法もありでしょう。
保湿効果のある入浴剤をつかう
保湿効果のある入浴剤も立派な保湿ケアになります。
ただ湯船につかるだけで背中のすみずみまでしっとり潤い効果を得られる!
手に届きにくい背中のケアだからこそ、保湿効果のある入浴剤をぜひ活用しましょう。
肌が乾燥しにくいお風呂の入り方をマスターする
体の汚れをとる大事な役割であるお風呂ですが、入り方を間違えると肌の潤い成分まで流し落としてしまうので要注意!
ここでは肌が乾燥しにくいお風呂の入り方をご紹介しますね。
肌の上をそっとなでるように洗う
背中を洗うときはナイロン製のボディタオルをつかわずに木綿のタオルなど皮膚に刺激を与えにくい素材のもので洗いましょう。
体はゴシゴシ洗ってしまうと汚れだけでなく、必要な皮脂や角質層にあるセラミドなども洗い落としてしまうことに・・・。
だから、そっと背中を転がすような感じで洗うのがベストです。
湯船は40度くらいまで長湯はしない
肌の乾燥防止を考えると湯船の温度は40度以下がベストです。
40度以上のお湯は、肌の皮脂を落とし過ぎて乾燥状態をより悪化させてしまうからです。
10分間以上入っていると肌のうるおい成分がでてしまうのでそれ以上湯船につかるのは、やめてくださいね。
肌に何も残さない順番で入る
背中にシャンプーなど余計なものを残さないお風呂の入り方の順番は以下の通りです。
- シャンプー(トリートメント)
- ボディを洗う
- 湯船につかる
シャンプーを洗い流すときにどうしてもヌルヌルが背中に残りやすいです。
また、石けんの残りかすが背中に残ってしまう場合もあります。
しかし、最後に湯船につかれば、これらは完全に落ちるでしょう。
インナーは汗を吸収しやすい素材のものに
ヒートテックなど化学繊維でできたナイロン製のインナー(下着)は、汗を吸収しにくく、肌の乾燥を悪化させるもとです。
天然素材の絹(シルク)や木綿(コットン)100%であれば、通気性もよいですし、汗などを吸収する力にも優れています。
そのうえ、肌触りもいいから不快感なく着用できますよね!
肌に直接触れるものだからこそ、インナー(下着)選びは慎重にしたいものですよね。
背中の乾燥ケアにおすすめ商品紹介
ロべクチン(ボディローション)
ロべクチンには保湿クリームとボディローションの2タイプありますが、背中のかゆみや湿疹に悩む人におススメしたいのがボディローションです。
いくら保湿機能が高いからといって、付けた瞬間「重い」と感じたら気持ち悪いですよね。
しかし、ロべクチンのボディローションは、独自のシルキーシールドベースによって、濃厚で高保湿にも関わらず、ベタつきがない。
さらりと滑らかなので付け心地が抜群に気持ちいいです。
セラミドやアスタキサンチンなど厳選された美容成分がバランスよく配合されているのでしっとり潤いある背中に変わっていきます。
肌の表面を潤すだけでなく、使い続けることで肌本来のバリア機能を取り戻すことができる!
だから、背中の乾燥を改善するから背中ニキビや湿疹も自然と改善されていきます。
それに、パラベンや石油系界面活性剤や香料などが刺激になる成分は一切含まれていないから、毎日安心して使い続けることができますよ。
まとめ
自分自身の背中はふだん目に入りにくく、手に届きにくい部位です。
だから、つい背中のケアは放置してしまいがち。
実際に背中に保湿クリームやローションを塗るのは大変かも知れません。
しかし、放っておくと背中のかゆみやニキビは悪化するばかり…。
パッティング用スティックなど便利なアイテムをつかったり、家族の人から塗ってもらったりしながら、背中の保湿ケアを頑張って続けてみてくださいね。
しっかりと手入れの行き届いた美しい背中は、ついうっとり憧れるもの。
顔のスキンケア同様にぜひ背中ケアにも意識を向けてみてはいかがでしょうか。