結婚式場のロケーションについて悩んでいるカップルは多いかもしれません。
自分たちが挙げたいと考えている式場が、アクセス面がいいとは限りません。
自分たちの理想だけを追い求めているだけでは、気がついたらとてもアクセスの悪い会場を選んでいた、なんてことにもなりかねません。
結婚式は、やはりゲストのことも考えた式場を選ぶ必要があります。
ここでは、駅近式場のメリット・デメリットを紹介しながら、ゲストに合わせた良い式場選びを紹介したいと思います。
これから結婚式場を探すカップルはぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ロケーションについて考えていなかったというカップルも必見です。
メリット・デメリットを踏まえながら、最終的には自分たちに合った、また自分たちのゲストに合った結婚式場を見つけられるといいですね。
駅近式場のメリット
駅近式場のメリットは何でしょうか?
アクセスがいいのはゲストに喜ばれるポイントでもあります。
女性は高いヒールを履いて歩いているゲストがほとんどです。
また、帰りは引き出物など大きな荷物を持っての移動も大変です。
駅近の式場にすることで、参加してもらいやすくなるのは間違いありません。
例えば海が見える式場で行うとすると、もちろん式場は駅から随分遠くなってしまいます。
それでもやっぱり海の見える場所がいいという場合は、やはり交通面での配慮が必要です。
このような場合であれば、タクシーチケットをゲストに配布したり、送迎バスを用意するなどがいいでしょう。
また、開始と終わりの時間にも気をつけるといいかもしれません。
交通に関する費用が余分にかかってしまうことを考えると、アクセスのいい、駅近の式場を選ぶことにメリットがありますね。
二次会会場までもアクセスが便利
披露宴の後は、二次会を行うカップルが大半です。
結婚式会場と二次会会場が遠く離れているのはゲストだけでなく新郎新婦にとっても負担です。
多くの場合、結婚式で使用した装花やウェルカムボードなどは二次会の幹事が移動させる必要があり、その他二次会で使用する道具や景品の持ち運びも必要になります。
式場と二次会会場が近ければタクシーの移動も楽になり、また同じ施設内であればさらに移動は簡単です。
新郎新婦にしても同様です。
衣装の着替えにある程度の時間もかかるため、さらに移動に時間が必要な場合は、いつまでもゲストを待たせなければならなくなります。
駅近の式場であれば、周囲に二次会で利用できそうな会場が数多くあるはずです。
これらの導線もうまく考えながら結婚式場を選ぶといいのではないでしょうか。
特に二次会をしようと考えているカップルは、結婚式の会場を決定する際、そのことも頭の隅に置きながら考えると、後々スムーズに計画が立てられるのではないでしょうか。
以上のように、駅近の式場には多くのメリットがありましたが、特にどのような場合に駅近の式場を選ぶといいのでしょうか。
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こんな場合・参列者の場合には、駅近の式場がおすすめ
ゲストの目線に立って考える必要があります。
遠方から来るゲストが多い
二人の出身地が別々の場所で、なおかつ式を挙げる場所も職場の近くであれば、親戚には縁もゆかりもない土地で式を挙げることになるかもしれません。
逆に、二人の地元で式を挙げることになったため、両方の職場の人には遠方から来ていただかなくてはならない場合もあるでしょう。
遠方からのゲストが多い場合は特に、アクセス面に気を使いたいものです。
式場の最寄り駅までも、長い時間をかけて結婚式に来てもらうのです。
駅から遠い式場ではさらに負担をかけることになってしまいます。
駅前にはホテルやレストラン、ゲストハウス、さまざまなタイプの式場が揃っていることが多いです。
ゲストの目線に立ち、ゲストの負担を考えた上でも式場選びすることが大切です。
ゲストにお年寄りが多い
ゲストにお年寄りが多い場合もアクセスのいい場所を選んでおきたいものです。
親戚にお年寄りが多い場合もあるでしょう。
このような場合、駅から遠い式場にしてしまうと、ゲストに負担をかけることになってしまいます。
お年寄りは、結婚式そのものも参加することができない場合もあります。
例えば車椅子や寝たきり、体の調子が悪いなどです。
だからこそ、せっかく式へ来てくれるお年寄りの方には無理なく来てもらえる場所を選ぶといいのではないでしょうか。
逆に駅近式場はアクセス面では問題ないですが、デメリットもあります。
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駅近式場のデメリット
どうしても駅近になるため、繁華街が近くなり、騒がしい雰囲気を持ってしまいがちです。
特に自然に囲まれた場所で式を挙げたいと考えていたカップルは敬遠してしまうかもしれません。
駅近の会場を選ぶと、高層階での式が多いようです。
どうしても日常的な空間になるため、非日常を感じるのは難しいかもしれません。
森の中や海辺の近く、自然を感じられる場所はどうしても都会からは離れてしまうものです。
都内になるとガーデンパーティーや式なども難しいでしょう。
海の見えるチャペルも叶わないかもしれません。
しかし、これらのデメリットはやり方次第で解決することが可能です。
駅近式場のデメリットを解消するには?
特に会社関係のゲストが多い場合は、交通面に配慮してアクセスのいい駅近の式場を選ぶカップルが多いようです。
しかし、ゲストのアクセス面を優先するあまり、自分たちが思い描いていた式場を選べないことがあるかもしれません。
そんな時はどのようにして問題を解決することができるのでしょうか。
確かに立地は繁華街の中にあり、自然や非日常からは遠いかもしれません。
しかし、それはあくまで外観の話です。
式の雰囲気を自分たちらしくアレンジすることで、幻想的な雰囲気を作り出すことは十分可能です。
海の見えるチャペルで式を挙げたいと考えていたカップルは、たとえそれが無理になっても、代案で補うことができるのではないでしょうか?
例えば都内のホテルやレストランで式を挙げる場合は、高層階にチャペルが作られていることが多く、空が見えるチャペルを用意している式場があります。
空と海、確かに違いはありますが、このように柔軟に対応することで、少しずつ理想に近づけていくことができるのではないでしょうか。
また、最近のゲストハウスは、駅前にあってもその土地をうまく生かし、プールの用意をするなど、都会ならではの工夫を凝らし、さまざまな演出ができるようになっています。
確かに自然のある場所へのこだわりもあるかもしれません。
しかし、街中の式場であっても、選ぶ会場や演出方法によっては、自分たちの理想に近い形で式を作っていくこともできるのではないでしょうか。
まとめ
確かにカップルにはカップル同士の、結婚式に対する理想や夢、想いがあることでしょう。
しかし、そればかりを考えていては、ゲストのことを考えられなくなってしまいます。
結婚式は、普段お世話になっている人、今までお世話になった人を迎えて結婚の報告をする場所です。
主役は自分たちだけだと思いがちですが、実はそうではありません。
結婚式場のアクセス面を考えるということは、料理や引き出物を考えるのと同じくらい重要なことです。
料理も美味しく、式も満足いくものだった、でも駅から遠くて疲れたね、こんなことにならないようにするためにも、アクセス面への配慮をしっかり行っていきたいところです。
特に、遠方から来るゲストが大半を占める場合はさらに注意する必要があるかもしれません。
最終的には無料カウンセリングやブライダル・フェアに行ってプランナーに相談した上で準備を進めていきましょう。