「しっかり洗っているのにフケが多い。」「気が付くと抜け毛も増えていた。」ということはありませんか。
当てはまる方は、頭皮環境が悪化しているかもしれませんね。
改善したい方は、シャンプーの選び方を見直してみてはいかがでしょうか。
ここでは、フケが気になるときに心がけたいシャンプーの選び方を紹介しています。
シャンプーを選ぶポイント
何となく不潔な印象を与えてしまうフケ。
その正体は、古くなった頭皮の角質が剥がれ落ちたものです。
健康な頭皮の場合、フケの大きさは肉眼で見えないほどといわれています。
フケが目立つ方は頭皮トラブルのサインかもしれませんよ。
頭皮トラブルが悪化すると、抜け毛や薄毛につながることがあるので注意しましょう。
頭皮トラブルの改善方法として挙げられるのがシャンプーです。
どれを使っても同じと思われがちですが、シャンプーの洗浄力などは製品により異なります。
頭皮は皮脂が多い場所なので、一般的なシャンプーは洗浄力がかなり強めに作られています。
良いことのように思えますが、洗浄力が強いと頭皮にかかる負担も増えます。
大きな負担が頭皮にかかると、頭皮トラブルを起こしてフケが増えることもあります。
フケが気になる方は、洗浄力の優しいシャンプーを選ぶとよいかもしれません。
アミノ酸系シャンプーがおすすめ
洗浄力の優しいシャンプーとして挙げられるのがアミノ酸系シャンプーです。
シャンプーは、使用する界面活性剤により高級アルコール系シャンプー、石鹸系シャンプー、アミノ酸系シャンプーに分かれます。
界面活性剤とは、本来は混ざらない水と油を混ぜ合わせるシャンプーの洗浄成分のことです。
高級アルコール系シャンプーは、動物や植物の油脂、鉱油などから作られた界面活性剤が使われているシャンプーです。
スーパーやドラッグストアで販売されている多くのシャンプーがこのタイプです。
安価で泡立ちが良い反面、洗浄力が強いといわれています。
洗浄力が強いと、必要な皮脂まで奪い頭皮が乾燥してフケが出やすくなることがあります。
フケが気になる方は避けたいシャンプーです。
石鹸系シャンプーは、石鹸(脂肪酸ナトリウム)を界面活性剤として使っているシャンプーです。
頭皮や髪に優しい印象ですが、実際は洗浄力がかなり強いといわれています。
こちらも頭皮の乾燥を進める恐れがあるので、フケが気になる方にはオススメできません。
アミノ酸系シャンプーは、アミノ酸から作られた界面活性剤が使われているシャンプーです。
頭皮や髪の毛を構成するアミノ酸が使われているので、肌に与える負担が少ないといわれています。
また、洗浄力が弱いので頭皮の皮脂をとりすぎることもありません。
シャンプーをしても頭皮の潤いを保てるので、フケに悩む方に適しているといわれています。
フケにお悩みの方はアミノ酸系シャンプーを選ぶとよいです。
アミノ酸系シャンプーを選ぶときは、アミノ酸「配合」シャンプーに気を付けましょう。
アミノ酸配合シャンプーとは、高級アルコール系シャンプーや石鹸系シャンプーにアミノ酸洗浄剤を加えたシャンプーです。
アミノ酸洗浄剤を配合しているものの洗浄力が強いのでフケに悩む方にはあまりオススメできません。
シリコン入りよりノンシリコン
フケが気になる方は、シリコンの有無にも注意しましょう。
シリコンは髪の毛にツヤを与えしっとりまとめる成分です。
洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーなどは、シャンプー後の髪がきしみやすいので配合しているほうが使いやすいといわれています。
安全な成分でしっかりすすげば頭皮に残ることはないといわれていますが、人によってはシリコンで頭皮トラブルを起こす可能性があると考えられています。
フケに悩む方は頭皮環境が悪化している恐れがあるので、シリコンを配合していないシャンプーを選んだほうが無難でしょう。
アミノ酸系シャンプーであれば髪にかかる負担が少ないので、シリコンを配合していなくても問題なく使えるはずです。
フケが気になる方は、これらのポイントに気を付けてシャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
かゆみや炎症があれば薬用シャンプー
かゆみや炎症を伴うフケにお悩みの方は、異なる基準でシャンプー選びをしたほうがよいかもしれません。
アミノ酸系シャンプーでは解決できない原因が潜む恐れがあるからです。
具体的には、頭皮で皮脂を餌に繁殖するカビの一種が繁殖していることなどがあります。
カビと聞くと驚きますが、それほど珍しいものではありません。
頭皮でカビが繁殖するとかゆみとフケが引き起こされる理由は、カビが作り出す物質により刺激が加わるからです。
かゆみを伴うフケに悩まされるときはどのようなシャンプーを選べばよいのでしょうか。
このようなケースにオススメなのが薬用シャンプーです。
薬用シャンプーとは、フケやかゆみなどを抑える成分を配合したシャンプーのことです。
例えば、抗菌作用や抗炎症作用のあるジンクピリチオンという成分を配合したシャンプーなどがこれにあたります。
薬用シャンプーを利用すれば、アミノ酸系シャンプーと異なるアプローチでフケやかゆみを抑えることができます。
ドラッグストアなどで市販されているので、気になる方は薬剤師などに相談するとよいでしょう。
それでも改善されなければ、カウンセリング
適切なシャンプーを選んだ方は、シャンプーの使い方までこだわりましょう。
フケが気になると清潔にしたいあまり頭皮を強くこすりがちですが、強くこすると頭皮にダメージを与えてしまいます。
しっかり泡立てたシャンプーを使い、指の腹で頭皮をもむように洗いましょう。
洗い終わったら、ぬるま湯でしっかりすすぎます。
熱すぎるお湯は皮脂を奪い頭皮を乾燥させてしまうからです。
これらに取り組めばフケが改善するはずです。
自分に合ったシャンプーを選び、正しく頭を洗ってもフケが改善しない方は何かしらの原因が潜むかもしれません。
稀に、シャンプーに含まれる成分にアレルギーを起こす方などがいます。
改善しない方は、敏感肌用のシャンプーなどを試してみるとよいでしょう。
あるいは、クリニックなどのカウンセリングを受けるのも一つの方法です。
カウンセリングの魅力は、専門家に頭皮の状態を見てもらったうえで、フケを防ぐ対策を教えてもらえることです。
万が一、特別な原因が潜む場合は、そのまま治療を受けることもできます。
セルフケアでは改善が難しい頭皮の病気がフケの原因ということもあります。
シャンプーを代えてもフケが改善しない方は、クリニックなどで行われているカウンセリングを検討するとよいかもしれません。
カウンセリングが気になる方は、ヘアメディカルビューティーをご利用になってみてはいかがでしょうか。
こちらを利用すれば無料でカウンセリングが受けられます。
頭皮の専門家から様々なアドバイスが受けられるので、フケにお悩みの方に最適です。
まとめ
フケやかゆみは頭皮トラブルのサインといわれています。
放置すると抜け毛や薄毛につながる可能性があります。
お困りの方は、頭皮に負担をかけにくいアミノ酸系シャンプーを選ぶとよいでしょう。
かゆみを伴うフケに悩まされている方には薬用シャンプーがオススメです。
これらでも改善しないときは専門家に相談しましょう。
ヘアメディカルビューティーを利用すれば無料のカウンセリングが受けられます。