まいど、ボブです。
最近はGoogleさんの大手企業・公式サイト優遇が日に日に増してきて、アフィリエイターには厳しい日が続いています。
そんなときに「ウォーターサーバー」で2018/05/29時点で1位にいるサイトを見つけたので、ちょっと分析してみました。
今どきの大手サイトはどんな手法で上位表示しているのでしょうか。 見てみましょう。
ウォーターサーバー研究室の運営会社はどこ?
ウォーターサーバー研究室は「 (株)小学館 ポスト・セブン局 ウォーターサーバー研究室byポストセブンlab編集部」が運営しているようです。
つまり、小学館の中の人が運営しているということですね。
内部施策
2018/05/29 現在のページ数は288ページとそれほど多くはなかったです。
記事の内容はよくあるカテゴリー別ランキングやメーカー別紹介ページに加え、
「水が大事な料理」に関するアンケートといった記事も入れられていました。
アンケート記事の最後に「だれに」「どのように」アンケートを取ったかが書いてないのが気になりましたが、内部に関しては大きく気になる点はありませんでした。
外部施策
次に今回の調査で一番気になった外部施策を見ていきましょう。
気になった点は大きく2つ。それぞれ解説します。
1.中古ドメインからのリダイレクト
ahrefsで外部リンクを見ているときに見つけたのですが、下記中古ドメインが小学館のサイトにリダイレクトされていました。
https://web.archive.org/web/20120302155649/http://www.internationalwaterforlifefoundation.org/
これ、アフィエイトサイトではよく行われている手法ですが、まさか大手企業のサイトでも行われているとは思いませんでした!!!
ちなみに、こういう施策はGoogleさんにバレたらアフィサイトの場合は一発アウトです。
しかしとある方からのタレコミによると「Googleに3回ほど通報したが一切順位は落ちなかった」とのことです。
2.キーワード一致の外部リンク設置
ahrefsでもう1つ気になったのが、完全一致キーワードでのリンク設置です。
np7small1.np7cdn.com というドメインから、なんと25,000本も「ウォーターサーバー」というキーワードでリンクが貼られていました。
これもアフィリサイトであれば、一発アウトになりかねない手法です。
しかし、大手企業サイトであれば落ちないのです!
大手企業サイトなんて裏山!
小学館のサイトはこの他にも、某クリニックの仮想ブログから「ウォーターサーバーの比較サイト」というリンクを貰っていたりしていますが、大きくはこのリダイレクトリンクと完全一致リンクで上がっていると考えています。
まとめ
以上、ウォーターサーバー研究室の分析を行ってみました。
サイトの中身に関してはアフィリエイトサイトと大きく変わらないですし、上位表示している手法もアフィリエイトサイトと同様の手法です。
しかし、大手企業サイトのドメインだからペナルティを受けることなくビッグワードで上位に居座っています。
こんなGoogleでいいのでしょうか?
Googleの中の人には、大手企業のサイトドメインかどうかではなく、別の基準で判断してほしいと思いました。