多くの方が、便秘薬を一度は使ったことがあると思います。
お腹が張って痛いときや、しつこい便秘の時は、一度にすっきりするので、体調と相談して使うのもいいと思います。
ですが、便秘薬は使い方を間違えると、身体へ影響を与える副作用が出てしまう場合もあります。
では、いったい便秘薬による副作用とはどのような症状なのでしょうか?早速ご紹介します。
便秘薬の副作用
副作用を起こす一番の原因は、便秘薬の使いすぎです。
使いすぎによる副作用は大きく分けて2つあります。
腸壁がボロボロになってしまうという副作用
一般的に市販の便秘薬は、大腸に直接刺激を与えて、便を排出するものなので
便秘薬を繰り返し使うことによって、腸壁がボロボロになってしまうという恐れが出てきます。
ボロボロになった腸壁は、すさまじいお腹の痛みを引き起こしますので、十分に気を付けましょう。
便秘薬に頼りすぎることで、自力で排泄する力が奪われてしまうという副作用
人間は、自らの腸の蠕動(ぜんどう)運動によって、便を排泄しています。
ですが、便秘薬を何度も使用していると、薬の作用で勝手に排泄を促してしまうので
自力で排泄する力がどんどんなくなってしまうのです。
結果的に、便秘薬が手放せない依存症を引き起こしてしまいます。
便秘薬は、常用するものではありません。
市販の便秘薬は、2~3日程度の使用であれば、副作用も起きにくいと思います。
ですが、マグネシウムや整腸剤を含むタイプの便秘薬であれば、副作用の心配もなく長期的に使用が可能ですので、
慢性的に便秘の方は、こちらのタイプの便秘薬に切り替えてみてもいいかもしれませんね!
医師や、薬剤師に早速相談してみましょう。