「スキンケアには一生懸命だけど、ボディケアはあまりしていない・・・」という女性たち、かなり多いのでは?
実際にフェイスケアアイテムにこだわりを持っていてもボディケアとなると「どれも同じ」とばかりに適当に選んでしまう傾向にあるようです。
ここでは
- ボディクリームとボディオイルの違いって何なの?
- 保湿効果があがるボディケアアイテムの使い方は?
- 目的(美白、肌荒れ、保湿)に合ったボディクリームの選び方が知りたい!
そんな疑問にお答えしたいと思います。
「ボディクリーム」と「ボディオイル」の役割の違いとは?
ボディクリームとボディオイル、どちらも保湿効果をもたらすアイテムですが、形状と原料、そして効果に違いがあります。
ボディクリームの特徴
- 形状は擬乳状
- 原料はミネラルオイル、オリーブオイル、ワセリン、乳化剤など
ボディクリームはその名の通りクリームタイプの保湿ケア。
油分や保湿成分などは商品によって違いがあり、テクスチャーもこってり固めのものからさっぱり乳液タイプまでバリエーション豊富にそろっています。
ボディオイルに比べて香り重視の傾向があり、ボディクリームを塗ることで体内からいい香りがして女子力アップに繋がるでしょう。
ボディオイルの特徴
- 形状は液体
- 原料は、植物オイル、鉱物性オイルなど
ボディオイルは水分を閉じ込めて潤いを持続させ、やけどや傷など肌を癒す補修効果も期待されています。
オイルによってその効果に多少の違いがあるとのこと。
ホホバオイル
低刺激で肌に優しい
べとつきが少なくさっぱりした肌心地
アルガンオイル
肌を柔らかくする。
抗酸化(アンチエイジング)効果あり
ローズヒップオイル
美白効果あり
すべすべした滑らかな肌心地
オイルは液体なので肌の滑りがよく、肌の上で軽くマッサージするだけで肌はどんどんと柔らかくなっていきます。
「クリーム」と「オイル」のダブル使いで効果倍増!
「クリーム(オイル)を塗っても朝起きたら肌は乾燥している」という人におススメなのが、『ボディクリームとボディオイル、どちらも塗る』というケア方法です。
こってり濃厚なクリームと潤いを封じ込めるオイルの両方を使用することで保湿力はグンッとアップします。
まず、お風呂上がりのタオルドライする前(肌が濡れている状態)のうちにボディクリームを肌に塗り、その上からボディオイルを伸ばしていくだけです。
「濡れたままの状態でクリームやオイルを塗っていいの?」と疑問に思うかも知れません。
実は、体に水分が残っていた方が水分と油分が乳化して肌になじみやすく、保湿成分や美容成分も浸透しやすくなります。
【目的別】ボディクリーム(オイル)の選び方
ボディクリーム(オイル)の効果は「保湿」だけにとどまりません。
今では「美白に特化したもの」「乾燥肌を改善させるもの」など、「保湿+○○」の効果を得られる商品がたくさん売られています。
美白効果のあるボディクリーム
「白いままの肌をキープしたい」
「シミやそばかすを作りたくない」
という人におススメなのが『美白成分配合のボディクリーム』です。
美白効果のあるクリームには、以下の美白成分が含まれています。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- エラグ酸
- ルシノール
- カモメラEX
これらの美白成分は、メラニンやチロシナーゼを抑制する効果があり、日焼けやシミ、そばかすができるのを予防する働きがあります。
また、以下の2つの成分は肌の新陳代謝を高める効果が期待されています。
- プラセンタ
- フラーレン
肌のターンオーバー促進により、スムーズにメラニンを排出し、結果的に美白効果につながるというわけです。
カサカサ乾燥肌向きボディクリーム
「肌がカサついてかゆい」
「ちょっとした刺激でも敏感に反応してしまう」
このようなデリケートな乾燥肌の人におススメなのが『無添加・低刺激のボディクリーム』です。
無添加、低刺激のボディクリームには、アルコール、パラベン、合成着色料、合成界面活性剤など、余計なものが配合されていません。
そのため、肌につけても刺激を感じることなく、安心して使えます。
そして、肌のバリア機能補修効果のある『セラミド』という高保湿成分が配合されたボディクリームを選ぶことを強くおススメします。
セラミドケアすることで肌のバリア機能を正常にしながら、肌荒れしにくい肌をキープさせることができます。
保湿重視のボディクリーム
「ボディクリームを使う目的は何といっても保湿!」
このように保湿重視の考えの人は、高保湿・高浸透の『セラミド配合のボディクリーム』とボディオイルのダブル使いをおススメします。
セラミド配合ボディクリームとボディオイルのダブル使いで肌は、長時間しっとり潤い感が持続できるはずです。
ちなみに、ボディオイルはホホバオイル、アルガンオイル、どんなオイルでも構いません。
まとめ
ボディクリームとボディオイルのダブル使いをすることで、しっとり肌を長時間キープすることができます。
それに、目的に合わせたボディクリームの選び方をすれば、自分のなりたい肌にしっかりと近づくことができます。
フェイスケアだけでなく、ボディケアにも力を注いで自分の肌にぴったりと合ったボディケアアイテムを選んでみてくださいね。