コンシーラーは、目の下のクマ・シミやそばかす・ニキビ跡の赤みなど肌の悩みをしっかりとカバーして綺麗な肌を演出してくれるアイテムです。
そんな便利なコンシーラーですが、「付けると乾燥しやすい」というデメリットがありますよね。
そのため、“どんなコンシーラーが良いのか”悩んでしまう乾燥肌の人も多いのでは?
ここでは、乾燥肌の人でも安心してつかえるコンシーラーの選び方をご紹介したいと思います。
乾燥肌向けコンシーラーとは?
コンシーラーには、ペンシルタイプ、スティックタイプ、リキッドタイプなど色々な種類があります。
乾燥肌の中で最も適したコンシーラーの種類は
- スティックタイプ
- クリームタイプ
です。
二つとも『油分を多く含んでいる』という特徴があります。
スティックタイプ
口紅と同じようなスティック型のコンシーラー。
テクスチャーは固めで肌にピタッと密着力があります。
カバー力に優れているため、シミやそばかすなどを隠すのに向いています。
スティックでそのまま肌に塗る場合、指で周囲をぼかすだけという手軽さが特徴です。
比較的お手軽な値段ですし、色も豊富なので、手に入りやすいというメリットがあります。
クリームタイプ
油分が多く仕上がりが艶やかになるクリーム状のコンシーラー。
スティックタイプよりも柔らかく伸びがよいので目の下のクマなど大きな範囲をカバーするのに適しています。
クリームタイプは、自分の肌に合ったものに出会えれば、最高に使えるアイテムとなるでしょう。
なぜなら、油分もあり伸びに優れているためです。
ただし、他のコンシーラーに比べて種類はそれほど多くないですし、値段も高めなのでご注意を。
ちなみに明るめの色をもう1つ別に用意すれば、それをハイライトとして活用できます。
顔の部位によって「固さ」と「色味」を変える
目の下の青クマを隠そうと固めのコンシーラーを利用すると伸びが悪いので色ムラになったり、強い摩擦により肌を傷めつけてしまいます。
シミやそばかすなど濃色のものに柔らかめのコンシーラーを乗せてもしっかりと隠すことはできません。
顔の部位や肌トラブルによって適したコンシーラーを選ぶことが大事です。
- 目元を塗るときは柔らかめのテクスチャーのコンシーラー
- シミやそばかすなどには固めのコンシーラー
部位や肌トラブル状況に合った固さを選ぶことが、肌に負担をかけず、仕上げをきれいに仕上げるコツです。
目の下の青クマを隠すコンシーラーとは?
目の周りは肌が薄くてとてもデリケートな部位なので、テクスチャーが柔らかめの「クリームタイプ」や「リキッドタイプ」が適していますね。
クリームタイプやリキッドタイプは油分が多く含まれているため、肌に負担をかけずにスーッと伸ばすことができます。
目の下にできる青クマを消すコンシーラーの色は、オレンジ系がベストです。
「青」の反対色である「オレンジ」を塗ることできれいに青クマをカバーすることができます。
シミやそばかすを隠すコンシーラーとは?
シミやそばかすを消すには、消したい部分をしっかりと隠してくれる固めのコンシーラーを利用しましょう。
シミやそばかすなどは色自体が濃いため、テクスチャーの柔らかめのものでは上手にカバーすることができません。
また、シミやそばかすをカバーするコンシーラーの色は「自分の肌よりも少し暗めの色」を選んでください。
つけているファンデより明るい色のコンシーラーを塗ってしまうと目立ってしまいます。
ですが、少しだけ暗めの色であれば肌なじみがよいので浮いて見えることはありません。
コンシーラーを使用する上での注意点
コンシーラーを使用する上での注意点は2つあります。
- 目の周りは目元専用のコンシーラーを使う
- コンシーラーを塗る前は十分な保湿が必要
目の周りは目元専用のコンシーラーを使う
目の周りは皮膚が薄く、小じわになりやすい部分です。
コンシーラーを付けるとどうしても乾燥しやすいので目元専用のコンシーラーを使うことをおススメします。
目元専用のコンシーラーは
- 小じわ予防のために保湿成分が配合されている
- くすみを飛ばすためにツヤや明るさを保てる成分も配合されている
- テクスチャーも普通のものより柔らかくスーッと伸びる
など、色々な工夫がされています。
コンシーラーを塗る前は十分な保湿が必要
コンシーラーを塗った部分はどうしても乾燥してしまうので、コンシーラー前の保湿ケアは十分に行ってください。
特に目の周りは乾燥しやすい部位なので、アイクリームを目の周りに塗ってなじませてからコンシーラーをのせるという方法が得策です。
まとめ
- 油分が多く含まれるタイプのものを選ぶ
- 顔の部位によって固さと色味を変えてみる
乾燥肌の人がコンシーラーを選ぶポイントは以上の2つです。
同じシミでも色が異なる場合もありますし、季節や体調によって顔色の変化は起こることもあります。
なので、固さや色味の違うコンシーラーをいくつか(複数)持っておくと便利だと思います。
今まで「肌がパサつくからコンシーラーを塗らなかった」という人も上にあげたコンシーラーの選び方を参考に、ぜひとも綺麗なベースメイクづくりに励んでみてはいかがでしょうか。