夏のスキンケアというとつい美白に注意が向かいがち。
でも、美白だけでなく、保湿ケアも忘れてはいけませんよ!
乾燥肌の人は美白ばかりでなく、保湿ケアにも力を入れないと夏の終わりに肌ダメージが一気にでてきます。
いつもきれいな肌でいるためにはスキンケアも季節の肌状態に合わせながら変えていくことが大事!
ここでは乾燥肌の人が夏にすべきスキンケアのポイントを紹介したいと思います。
夏の肌の特徴は、ベタついているのに実は乾燥している!?
夏は気温や湿度が上がるため、汗や皮脂が分泌されて肌の表面はしっとりした感じになります。
だから、乾燥肌の人も「夏はしっとり肌になるんだぁ…」と勝手にそう思い込んでいる人もいます。
しかし、それは錯覚です。
肌の表面はテカテカ脂っぽくなっているだけで、肌内部はカサカサ水分不足で乾燥しています。まさに夏の肌はインナードライ状態なのです。
外に出れば紫外線が、室内ではエアコンが、外も内も夏の肌はとても乾燥しやすい環境にさらされているのです。
夏のスキンケアのポイントとは?
- UV対策アイテムは肌に優しいものを選ぶ
- 夏でも保湿ケアは欠かさないこと!
- 朝のスキンケアは油分を少なめに
UV対策アイテムは肌に優しいものを選ぶ
夏の季節で気になるのが日差しの強さ、紫外線です。
バリア機能が低下している乾燥肌は、紫外線の影響を受けやすい状態なので、油断しているとすぐに赤くなったり、ヒリヒリしたり、肌トラブルを招いてしまいます。
だからこそ、紫外線対策はバッチリとしなくてはなりません。
しかし、「日焼け止めクリームを使うと肌がひどく乾燥するのよね・・・」と悩んでいる乾燥肌の人も多くいるようですね。
乾燥肌の人が日焼け止め剤を選ぶときのポイントはこの2つです。
- SPF20くらい
- ノンケミカルのもの
SPF30以上の日焼け止め剤のほとんどに紫外線吸収剤と呼ばれる化学物質が含まれています。
紫外線をカットする力は強いですが同時に肌に対しても刺激が強く、肌トラブルを引き起こしてしまうでしょう。
その代わり、この方法ならSPFが低くても肌に負担をかけずに紫外線を上手にカットすることができます。
- ほお骨など高めの部位には何回も重ね塗りをする
- 3~4時間ごとに塗り直す
なお、日焼け止め剤には2タイプあります。
- 紫外線吸収剤
- 紫外線錯乱剤
どちらも紫外線をカットする効果がありますが、肌に与える影響は大きく違いがあります。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して肌を守る働きから肌への刺激がとても強いです。
肌荒れやかぶれを引き起こしやすいという特徴があります。
紫外線錯乱剤は、紫外線を肌の上で反射する物質なので肌に負担をかけずに紫外線から肌を守ることができます。
ちなみに錯乱剤の成分は、酸化チタン、酸化亜鉛、タルクなどです。
肌への負担を考えて日焼け止め剤は紫外線錯乱剤配合のノンケミカルタイプを選んでください。
ミネラルファンデは乾燥肌の紫外線対策にバッチリ!
日焼け止め剤だけでなく、ファンデーションもUVカット効果がありながら、肌に負担をかけないものを選ぶとより紫外線対策に繋がります。
リキッドやクリームタイプのファンデーションの中にもUVカット効果のあるものがあります。
しかし、これらのタイプは界面活性剤の配合が強く肌に負担をかけてしまいます。
乾燥肌や敏感肌の人に最も適しているUV対策ファンデは、ミネラルファンデーションです。
成分は酸化チタン、マイカなどの微粒子ミネラル。
これら微粒子のミネラルが紫外線を反射させて肌から守ってくれる効果があるからです。
界面活性剤、パラベン、香料など肌へ刺激を与える成分は全く入っていないから、肌に優しく安心して使えるというところも肌がデリケートな乾燥肌の人向きといえるでしょう。
ミネラルファンデは一般的にSPF20前後のようです。
日常使いならばこの数値で問題なし。
海や山などレジャーに行くときは、ノンケミカルの日焼け止め剤を塗ってからミネラルファンデを使用することで、夏の紫外線を万全に防ぐことができるでしょう。
夏でも保湿ケアは欠かさないこと!
何度もお伝えしている通り、夏は皮膚分泌が盛んとなります。
だから、しっとりこってり系の化粧品だとどうしても肌がベタついてしまい、「夏は化粧水だけでいいや」という人も多いようですね。
しかし、化粧水だけだとやがて水分は蒸発し、さらに乾燥がひどくなってしまい、乾燥肌には逆効果となるでしょう。
ならば、肌がベトつきにくい水溶性の保湿成分配合の美容液とクリームをつかうと良いでしょう。
水溶性の保湿成分とは
「セラミド」
「アミノ酸(天然保湿因子)」
「ヒアルロン酸」
などです。
保湿成分が配合されているからといってベタつきが起こるわけではありません。
テクスチャーがこってり系ではなく、サラリとした軽いものを選べばいいだけのこと。
年間を通して「こってり系」を使っていた人は、夏の間だけは「さらり系」のテクスチャーの化粧水や美容液に変えてみてくださいね。
朝のスキンケアは油分を少なめに
汗や皮脂に悩まされる夏のお肌だからこそ、朝のスキンケアでは油分が少ないアイテムを使いましょう。
朝のスキンケアで油分たっぷりのクリームを付けたり、カバー力の高いリキッドタイプのファンデを使ってしまうと毛穴を防いでしまいます。
毛穴から排出されにくくなった皮脂や汗は毛穴内部で酸化し、肌トラブルを引き起こす原因となります。
夏の時期、朝のスキンケアでは、できるだけ毛穴をふさがぬよう油分の少ないタイプのアイテムを選び、肌を軽やかに保つことが大切です。
乳液やクリームでもさらりとしたテクスチャーのものは売られています。
やはり、ファンデは、油分を含まずに天然鉱石をつかったミネラルファンデをおススメします。
油分を含まずに酸化チタンやマイカなど天然鉱石を使った微粒子なので肌につけても軽やかな使い心地です。
汗をかいても毛穴を防ぐ心配もありません。
夏におススメしたいスキンケア商品の紹介
ETVOS(エトヴォス)ナイトミネラルファンデーション(下地パウダー)
朝は化粧下地として、夜はナチュラルメイクとして、朝も夜も使えるミネラルファンデ。
ミネラルのベールで毛穴や肌の凸凹を自然にカバーして目立たなくしてくれます。
人間の肌と同じアミノ酸組成のシルクパウダーなので肌に非常に馴染みがよい!
天然シルクをはじめ、肌荒れを防ぐ成分で保湿力アップ!
ビタミンA.C.E配合で活性酸素による肌の酸化やサビを防ぎ、エイジング効果も期待できるファンデです。
トリートメントパウダーとして夜のスキンケアの後につかうとオーガニックオリーブ油が寝ている間にしっとり肌力アップ効果で肌をなめらかに整えてくれます。
ETVOS(エトヴォス) マットスムース ミネラルファンデーション
毛穴カバー力が優れていてセミマットな仕上がりになるミネラルファンデ。
マイカ、酸化亜鉛などの天然ミネラルで作られているから、乾燥肌の人でも安心して使えます。
日中の紫外線にも負けない【SPF30 PA++】
酸化チタンとミネラルと保湿成分で肌をしっかりとコーティングし、長時間でもメイク崩れの心配なし。夕方までくすみません。
まとめ
夏の肌は、強い日差しやエアコンによる影響で想像している以上に乾燥しているもの。
「夏だから大丈夫」と油断していると夏が終わったあと肌はボロボロです。
乾燥肌にとって夏のスキンケア次第で乾燥肌の状態が良くも悪くも変わっていきます。
夏のスキンケアのポイントを押さえてぜひともやってみてください。
乾燥しやすい夏だからこそ、保湿ケアに重点を置いて、ハリと潤いのある肌をキープしたまま秋を迎えたいですよね。