便秘の時に効果があるものとしてよく知られているのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は自然由来のもので体にもいいと言われていますが、しっかりとした効果を得るためには1日の摂取量が決まっています。
それ以上飲むと今度は副作用と似たような症状が出ることも。オリゴ糖の正しい摂取方法について紹介しましょう。
1日に必要なオリゴ糖の量とは?
オリゴ糖の1日の摂取量は5~8グラムとなっています。
これは、約スプーン1杯程度の量になっています。
それ以上でも以下でもあまり意味がないので、1日の摂取量はしっかりと決めて利用していきましょう。
しかし、この決められている摂取量についてもオリゴ糖の種類によって少しずつ異なってきます。
- 大豆オリゴ糖:2~6グラム
- イソマルオリゴ糖:10グラム
- ガラクトオリゴ糖:5グラム
- 乳果オリゴ糖:2~8グラム
といったように量の目安が違っています。
自分が飲んでいるオリゴ糖はどのタイプか、またこれから便秘解消のために飲んでいこうと思っているけれどどのタイプがいいのか。
選ぶときには成分や摂取量を参考にしてみるといいでしょう。
オリゴ糖を過剰摂取しても意味はありません
オリゴ糖は1日の摂取量が大体決まっているということですが、たとえば便秘がひどいからといって摂取量よりたくさん利用してもいいのでしょうか?
これについては、答えはノーです。
決まった量以上に飲むと今度は下痢になり、お腹を下してしまいます。
量をしっかり守らないと今度はお腹がゆるくなってしまうという難点があるので、初めてオリゴ糖を利用する際にはよく注意しましょう。
あまり効果がなかったからもうちょっと量を増やしてみようということはしないようにしてください。
いくらお腹がすっきりして下してしまっては意味がないので、ほどよく便を出せるようにオリゴ糖で調整していくようにしましょう。
一番効果的な摂取のタイミングは◯◯の時
オリゴ糖は量をしっかり守らないと今度はお腹がゆるくなってしまうので注意が必要ですが、一体どのタイミングで摂取するのが一番効果的なのでしょうか?
せっかくオリゴ糖を摂取するのなら、タイミングも考えてみましょう。
一番のおすすめは食事中
オリゴ糖の効果をしっかりと感じたいのなら、おすすめのタイミングは食事中です。
他のものも食べながらオリゴ糖を摂取すると、しっかりと腸にまで届き善玉菌のエサになってくれるんです。
よって、料理している時に調味料の1つとしてオリゴ糖を使ってみるのもいいでしょう。
オリゴ糖を少量入れてもさほど味は変わらないので、味噌汁などに入れても問題ありません。
また、何回かに分けて摂取した方が効率がいいともいうので、食事の度にオリゴ糖を分けて利用するというのもいいと思います。
何回かに分けた方がビフィズス菌がオリゴ糖を吸収しやすいからです。
寝る前もおすすめのタイミング
オリゴ糖は食事中がベストなタイミングと説明しましたが、もう1つおすすめなタイミングがあります。
それが、寝る前です。寝る前に飲むことで、翌朝のお通じを改善してくれます。
便秘でお腹が辛いときには夜寝る前にオリゴ糖を摂取してみると、翌朝すっきりするでしょう。
オリゴ糖の摂取のタイミングはいいと言われている時があってもやはり個人差があります。
自分はどのタイミングで摂取するのが合っているのか、オリゴ糖を日々使っていく中で発見していけるといいでしょう。
まとめ
オリゴ糖は種類によって1日の摂取量が決まっており、適当に飲んでいても逆効果となってしまいます。
オリゴ糖の効果を実感したいのなら、ぜひ摂取量を決めてタイミングも意識してみましょう。
使いやすいオリゴ糖は便秘を改善したいときにとても活躍してくれます。