酢にんにく、体にとても良いといわれていますが漬けているとだんだん青くなってきます。
白いにんにくがなぜ酢に漬けることで青くなるの？食べて大丈夫？と不安になってしまいますよね。
そこで、ここでは酢にんにくが青くなる原因と、青くしないための対策をまとめていきます。
酢にんにくが青くなる原因とは？
酢にんにくはなぜ青くなるのかというと、にんにくにはあの独特の匂いを発するアリシンという硫化物が含まれています。
このアリシンは鉄と結合することで青く変色するという特徴を持っています。
そして、酢には少し鉄が含まれています。
にんにくにも少しの鉄分は含まれているので、これが原因で青く変色するのです。
酢とにんにくを一緒に漬けると青くなりますが、これはお互いに含まれている成分のせいだということがわかりますね。
青いまま食べても大丈夫？
酢とにんにくを一緒に漬けると、それぞれに含まれている成分が結合することで青く変色します。
青くなっているにんにくをそのまま食べても大丈夫なのでしょうか？
結論から言うと、人に害はないので食べても問題ありません。
腐っているといった状況でもないので、青くなっているにんにくを食べても大丈夫です。
見た目はちょっと不気味で食べても大丈夫かな？もう賞味期限が過ぎてしまったのかなと思ってしまいますが、まったく問題はありません。
酢にんにくが青くならない対策とは
酢にんにくは漬けていると青く変色するという特徴を持っていますが、体に害はないにしてもできるなら青くならないようにしたいでしょう。
そこで、酢にんにくが青くならない対策法を紹介します。
ポイントとしては酢ににんにくを漬ける前に、にんにくを加熱または冷凍することです。
この加熱か冷凍をすることでにんにくが青くなるのを防ぐことができます。
変色の原因となる物質を取り除くことができるので、その結果変色せずにきれいなにんにくのまま保つことができるのです。
酢にんにくを作るときは、冷凍しておいたにんにくかまたは漬ける前ににんにくを一度加熱しておくと、あの青さにならずに済みます。
といっても、この青く変色するにんにくはしばらくするとまた元の白い色に戻るので、青くなるのは一時的なのです。
少しでも青く変色してしまうのが嫌だという人は、最初ににんにくにひと手間加えておいてから酢漬けするようにしてみましょう。
一時的なことなら特に気にしないかなという人は、そのまま酢に漬けてもいいでしょう。
まとめ
酢にんにく、体にいいものが一度に2つも取れてしまうので常備している人も多いでしょう。
しかし、いきなり青くなってしまうとびっくりしてしまいますよね。
その青くなる理由には酢とにんにくの成分が関係しているということ、また体に害はないということを覚えておくと慌てなくて済みますね。
酢にんにくはカレーにかけたり、サラダのドレッシングにちょっと加えたりとさまざまなシーンで使うことができ、気軽に酢とにんにくを摂取することができます。
そういった面ではとても便利な一品なので、青くならないように対策を取りながら漬けてみると長く利用することができるでしょう。
やっぱりにんにくは白いものというイメージが強いので、青くなる前ににんにくに手を加えてから漬けるといいですね。
体に良い食べ物を食べようと考えている人は多い中、酢にんにくは健康を維持するにはぴったりの食べ物です。
涼しいところに置いておけば日持ちもするのでぜひ青くならない対策を加えて漬けてみてください。
