古くから私たち日本人の食卓でおなじみの「しょうが」
ですが、今、女性たちの間で“しょうがブーム”が起きていることをご存知でしたか?
どうやら、しょうがには女性に嬉しいダイエットや美肌効果があるらしい…。
ということで今回はしょうがの成分とその効果について探ってみたいと思います。
女性に嬉しいしょうがの効果とは
しょうがの成分には、冷え性の改善ばかりでなく、ダイエットや美肌効果など女性にとって嬉しい効果・効能がいっぱい詰まっています。
ダイエット効果
しょうがのダイエット効果として
- 基礎代謝を上げる
- 体脂肪を分解
- 交感神経を刺激してやる気アップ
- むくみを解消
が上げられます。
基礎代謝を上げる
しょうがは、基礎代謝をアップし、痩せやすい体質に導く作用があります。
しょうが入りの料理を食べると体がポカポカ温かくなりますよね。
これはしょうがに含まれる辛味成分(ジンゲロール、ショウガオール)の働きによって体内の血流が促進し、体温が上がったからです。
実は、体温が上がると基礎代謝量もアップします。
基礎代謝はじっとしているだけで消費されるエネルギーで1日の消費エネルギーのなんと70%をも占めています。
体温が1度上がると基礎代謝量が12%も上がることが分かっています。
この基礎代謝量12%をカロリーに置き換えると体重50キロの女性で200キロカロリーに値するそうです。
無理な食事制限や必死に運動するより、しょうがパワーで基礎代謝を上げた方がダイエットとしてはとても効率的だと思います。
ちなみに、生のしょうがより、加熱させたしょうがの方がエネルギー代謝が高い状態を3時間もキープできるため、ダイエットには加熱したしょうががおススメです。
体脂肪を分解する
しょうがには、体脂肪を分解させる働きのある辛味成分(ショウガオール)が含まれています。
ショウガオールによってアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が促されます。
このアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が進むにつれ、リパーゼという酵素が活発化し、脂肪の分解を促します。
脂肪が分解されることで体内の脂肪が燃えやすい状態になるのです。
この効果を利用して、しょうがを食べたあと、20分以上ウォーキングやジョギングなど有酸素運動をすることでスムーズに脂肪が燃焼されていくそうです。
交感神経を刺激してやる気アップ
しょうがに含まれる辛味成分(ジンゲロール、ショウガオール)には、交感神経を刺激する作用があります。
ダイエット中は、食事制限や運動などによって何かとストレス(イライラ)を溜めてしまいがちですが、この辛味成分(ジンゲロール、ショウガオール)によって交感神経が刺激を受けることでみるみるやる気(イキイキ)が湧いてきます!
やる気(イキイキ)が増すことで辛いダイエットも乗り越えやすくなるでしょう。
むくみを解消
しょうがには、腎臓機能を高めて排尿量を多くし、むくみを取る作用があります。
また、全身の血行を良くし、発汗を促す作用もあります。
これらデトックス効果によって、体内に溜まった水分や毒素が排出されることで水太りは解消され、ダイエットがスムーズに運ぶようになります。
美肌効果
しょうがの美肌効果として
- 肌の新陳代謝アップ
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
が上げられます。
肌の新陳代謝アップ
しょうがには、皮膚表面の血流を促進し、肌のターンオーバーを整える作用があります。
肌のターンオーバーとは、古い肌細胞が新しい肌細胞に生まれ変わるシステムのこと。
一般的に20代の女性の新しい肌細胞の生まれ変わりは28日周期と言われています。
しかし、年齢を重ねるごとにその周期は遅くなり、その分、古い細胞が皮膚に残ってしまうことに…。これが肌老化(シミやシワ、くすみ)を起こす原因です。
しょうがの血行促進パワーによって、皮膚の新陳代謝が良くなれば、シミやシワ、くすみができにくい若々しい肌を保ちやすくなります。
抗酸化作用(アンチエイジング)
活性酸素は、肌をサビさせたり、シミの原因となるメラニン色素を増やすなど、肌老化を作り出すアンチエイジングに大敵な物質です。
そんな肌老化を招く活性酸素を取り去るには、抗酸化力の優れた栄養素を摂ることが必要になってきます。
抗酸化力の優れた栄養素といえば、ポリフェノール、リコピン、βカロチン、ビタミンA、C、Eなどがあげられますが、その中で最も注目されている栄養素といえば、ビタミンEでしょう。
ビタミンEは、別名“若返りビタミン”と呼ばれるくらい抗酸化力の高い栄養素でアボカドやアーモンドなどに多く含まれています。
しかし、そんなビタミンEよりもっと抗酸化力が高い成分があります。
それが、しょうがに含まれる辛味成分(ショウガオール)です。
なんと、ショウガオールには、活性酸素を除去するパワーがビタミンEの3倍も多く含まれているそうです!
温めたしょうがスープやしょうが紅茶を積極的に摂ることでいつまでも若々しい肌がキープしやすくなるでしょう。
こんな効果が出るしょうがの成分とは
冷え性改善のみならず、ダイエットにも美肌づくりにも欠かせない驚きのパワーがしょうがにはたくさんあることが分かりました。
では、このような美容効果が出るしょうがの成分とはいったいどんなものなのでしょうか。
今注目のショウガオールとは
ダイエットや美肌の効果のところで何回も出てきた「ショウガオール」という成分。
「ショウガオール」は、そのダイエット効果や美容効果が認知されつつあり、今、女性たちの間で注目の成分となっています。
実は、「ショウガオール」は生のしょうがにはほとんど含まれていません。
しょうがを加熱することで生のしょうがに多く含まれる「ジンゲロール」という成分の一部が「ショウガオール」に変化するのです。
しょうがの成分の中で最もその効能が注目されている「ジンゲロール」と「ショウガオール」この2つの成分。
どちらとも体温を上げ、ポカポカ体を温める作用がありますが、その温め作用の効果や効能は全く違ってきます。
ジンゲロールとショウガオールの効果の違い
ジンゲロール
- 手足の末端部分を温める
- 強力な殺菌力、解熱作用、免疫力アップなど
ショウガオール
- 体の深部から温める
- 新陳代謝アップ・脂肪の分解
- アレルギーを抑制など
生しょうがに多く含まれる「ジンゲロール」は、手足の末梢血管を拡げて手足を温めますが、体の芯の熱を拡張させてしまい、最終的には体温を下げてしまいます。
それに比べて「ショウガオール」は胃腸の壁を刺激し、熱の産生を促し、長い時間にわたり、体を芯から温める作用があります。
全身の血流を良くし、基礎代謝アップや免疫力の向上、脂肪分解に役立つのは「ショウガオール」でしかできない作用です。
つまり、同じしょうがであっても「生でそのまま食べるより、加熱や乾燥したしょうがを食べた方が、断然、ダイエットや美肌づくりに適している」ということが言えます。
ショウガオールを手軽に摂取する方法
しょうがを加熱や乾燥させることで「ショウガオール」は作られますが、スーパーでしょうがを買ってきて細かく刻んで加熱するという作用はなかなか大変ですよね…。
実は「ショウガオール」を手軽に、しかもおいしく摂取できる方法があります!
それが『ジンジャーペースト(シロップ)』を利用するという方法です。
ペースト状にギュッと凝縮されているから、たったスプーン1~2杯という少量で十分に美肌や健康にいい効果が得られます。
そこで今回は数あるジンジャーペースト(シロップ)の中でも評判の良い商品をご紹介します!
(ヴェーダヴィ)ジンジャーペースト
手のひらサイズの瓶入りだから安定感があり保管しやすいです。着色料や香料など化学調味料を一切使っていないから体にも安心です。
しょうがパワー豊富な熱帯産しょうが使用し、じっくり煮詰めたことで「ショウガオール」含有量がさらにパワーアップ!大さじ2杯でしょうが1個分の栄養がまるごと摂れちゃいます!
夏はむくみ解消でスッキリ!冬は冷え性の人はポッカポカ!もちろん、ダイエットで基礎代謝を上げたい人にもおススメ。しょうが独特の風味や辛味だからジンジャー好きの人にはたまらない本物志向のジンジャーペーストです。
(ヴェーダヴィ)ジンジャーシロップ
ゴールドのラベルと高級感溢れるデザインが印象的な細いボトルに入っている(ヴェーダヴィ)のジンジャーシロップ。
本品1本あたりしょうが汁200g分を高配合した贅沢さ。まさに“飲むしょうが”です。
着色料や化学調味料は一切使用せず、国内工場で安心製造された品質は保証済みです。
しょうが本来の清々しい辛味を残しつつ、上品で濃厚な味わいです。
「飲んですぐ体がポッカポカ」「しょうがの風味がたまらなく濃厚でクセになる」と口コミでも大好評!
定番サイズのほかにも初めての人に嬉しいお試し、プレゼントに便利なミニサイズもあり、こちらも人気です。
まとめ
- しょうがは冷え性改善だけでなく、ダイエットや美肌効果に優れた食材
- しょうがの「生」と「加熱」では成分も効能もかなり違う
- ダイエットや美肌を目指すならショウガオールたっぷりの「加熱」の方が効果的
- 「ジンジャーペースト」ならショウガオールを手軽に摂れる!
冷え性改善だけでなく、私たち女性にたくさん良い効果を与えてくれるしょうが。
しょうがパワーを料理やドリンクにどんどん取り入れて元気とキレイをいつまでもキープし続けましょう!