EC

化粧品サイトの流入経路に関する考察

投稿日:

この記事のURLとタイトルをコピーする

有名なアフィリエイトASPであるA8.netから先日送られてきたメールの内容で、興味深いものがあったので共有いたします。

メールを書かれたのは、フルフリさんという、化粧品のECサイトを運営されている方です。このかたが、「どのようにして自社のサイトに辿り着いたか」をお客さんに聞かれた結果を公表しておりました。(ちなみに、購入者の7・8割の方がこれを書いてくださるようです。)こちらを見て気になった点をまとめておきます。

検索キーワードがビッグキーワード

明確に検索キーワードが載っているもののみを見ているので、全部が全部そうとは限らないのですが。記載されている検索キーワードに関しては「無添加化粧品」や「ミネラルファンデーション」という単一キーワードが探している方が多い印象を受けました。実際に、以前ミネラルファンデーションを販売されている方のお話を聞いた際も、「ミネラルファンデーション」単一で上位表示しないと厳しいという旨を聞いていたので、その裏がとれた印象です。

利用者のブログ/@コスメを参照にしていることが多い

"「●●」のブログを見て"という記載が多かったです。ブログ名に関しては伏字にされているので明確にどのようなブログかは分かりかねるのですが、個人ブログであれば恐らく実際に使用している人の記事を参照していると思われます。また、同じく口コミを確認できるという点で、不動の「@コスメ」を参考にしている人は多かったです。化粧品サイトの特徴として、この「実際の口コミを見ての購入」がかなり多いかなと思います。

現状の化粧品サイトのマーケティング

また、その点に目をつけたのがよく見かける「ランキングサイト」だと言えます。個人もしくは会社でランキングが載っているサイトを開設し、自分が一番売りたい会社を1位に持ってくる。こうすることによって、ランキングやその下層ページに書いてある口コミを見てサイトへ移動→第3者評価を得ている会社なので購買意欲が高まる、という"2ステップマーケティング"です。実際に2012年10月2日時点でYahoo!の「ミネラルファンデーション」の検索結果にも、多くのランキングサイトが出てきます。
「ミネラルファンデーション」の検索結果   Yahoo 検索

まとめ

今回は化粧品サイトにフォーカスして、サイト流入経路を考えてみました。それぞれの業種によって特徴はあると思いますので、自社の流入経路はどのような特徴があるか調べてみるのも面白いと思います。

この記事のURLとタイトルをコピーする

-EC

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.

Copyright© とある浪速の調査雑記 , 2024 AllRights Reserved.