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成功法則とか、ビジネスの成功本が好きな人へ-全ては「まぐれ」

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本日、週刊アスキーのサイトで、「超成果を出している人に共通する11の秘訣」という記事を見かけた。これに限ったことではないが、「成功本」とか「●●な人に共通している●●個の秘訣」みたいな記事をよく目にする。

本日はこれらのものに対して、ニコラスタレブの著書「まぐれ」を用いて、反論しようと思う。

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生存バイアス-成功者以外に、その行動をしたものはいないのか

さて、まずはまとめサイト等によくある「●●な人に共通している●個の秘訣」という面から見ていく。

これらの記事に挙げられている行動は、"成功した人"しかおこなっていないのであろうか。
答えは"否"である。

同じように行動し、同じように努力したが結果が出なかった人がいる。
しかし、これらの記事ではこれらの"成功しなかった人"には目もくれていない。

これをタレブは著書の中で「生存バイアス」と言っている。

「生存バイアス」とは、"脱落あるいは淘汰されていったサンプルが存在することを忘れてしまい、一部の「成功者」のサンプルのみに着目して間違った判断をしてしまうというバイアス。"
と紹介されている。(http://www.globis.jp/1695 より)

同じ時期にスタートし、同じような行動を行ったが成功しなかった人もいる。
だが、それらの人は人々の目には映らない。 なぜならば、最前線に出てこないからだ。

よって、これらの行動をしているからといって"必ず成功"するとはいえないのである。

それを妄信的に信じ、真似をすることは危険だといえる。

黒い白鳥はどこにでもいる-帰納法的な考え方の危険性

皆さんは「黒い白鳥」を見たことがあるだろうか。
見たことがない方は是非検索して頂ければと思う。

この「黒い白鳥」が見つかるまでは、すべての白鳥は白いと思われていた。
それは当時「黒い」白鳥が見つかっていなかったから、必然である。

だが、「すべての白鳥は白い」という理論は「黒い白鳥」の発見によって
全て崩れ去ったといえる。

同じようなことがすべての事項でも言える。

「Aさんは●●をして成功した」「Bさんも●●をして成功した」
よって、「●●をしている人は成功している」という帰納法的な考え方を
疑いもせずにしてしまうと"ブラックスワン"を見つけられずに、重大な見落としをする可能性が高い

帰納法的に考える事で見つかる事実もあるが、それを妄信的に信じず
「Aさんが●●をして成功したのは"まぐれ"かもしれない」という思考を常に持ちたいものである。

まとめ-"思考停止"は死と同じである

以上成功本や「●●の秘訣」が好きな方への反論を展開してみたがいかがでしょうか。

僕が今回言いたかったことは大きく2つ
●すべての事項を疑いもせず妄信的に信じることは危険だということ
●世の中のすべての事項には"不確実性"が含まれていることを意識すること

"思考停止"して、妄信的に信じることは死んでいることと同じだと考えている。
そこに自分自身の思考が存在しないのだから。

生きているのであれば、自分の頭で考え、行動して行きましょう!







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