何日も便秘をしているからお腹が張って苦しい!肌荒れがひどいからすっきりさせたい!
ということで、便秘薬を一時的に使うことは、身体にとっては良いことだと思います。
腸内に、便のような有害物質をいつまでも溜めておくのは、あまり良いことではありませんので・・・。
ですが、便秘薬を使用する際に一番気を付けなければいけないのが・・・「飲む頻度」です。
皆さん、すっきりするからと言ってついつい便秘薬に頼り過ぎていませんか?それは、とても危険なことなことなんですよ~。
では今回は、「便秘薬を飲む頻度」についてお話ししましょう。
便秘薬を飲む頻度
便秘薬は、いくつか種類に分けることが出来て、その作用によって服用できる回数も変わってきます。
例えば、「湿潤性便秘薬」のように水分を浸透させて便を柔らかくするタイプの薬であったり、整腸剤の成分が含まれている便秘薬ですと、効果は緩やかですが、腸にかかる負担も少ないのでわりと長い間飲み続けることができると思います。
ですが、一般に売られている便秘薬のほとんどが「刺激性便秘薬」というタイプで腸内に直接刺激を与えて便を排出させるタイプですので、服用に伴って痛みや、腸壁に強い刺激が加わることになります。
このようなタイプは、1日1錠、2~3日間使うのが限度だと思います。
長期間使い続けると、腸壁は度重なる強い刺激によってぼろぼろになってしまいますし身体が自力で排便するという機能を失ってしまい、便秘薬に頼らないと排泄できないなんてことも引き起こします。
便秘薬なしでは普通の生活が送れなくなるなんて嫌ですよね。
ですから、便秘薬に頼りすぎずに、食生活の見直しや水分補給、適度な運動などさまざまな要素を組み合わせて便秘を解消することが一番なのです。