メイクの仕上がりを決定づける化粧下地。
肌に直接ファンデを塗るのと化粧下地でしっかりカバーした後にファンデを塗るのとではメイクの仕上がりに雲泥の差がでます。
特に肌のキメが粗く、透明感やツヤが失われやすい乾燥肌にとって、化粧下地は慎重に選びたいもの。
ここでは、乾燥肌の人に適した化粧下地(コントロールカラー)の選び方をご紹介しましょう。
乾燥肌に対する化粧下地の役割とは
「厚塗りになりそうで嫌だな」とか「めんどくさいから」という理由でファンデ前のベースメイクをおろそかにしていませんか?
しかし、乾燥肌の人は化粧下地(コントロールカラー)を絶対に省いてはいけません!
乾燥肌の人が化粧下地(コントロールカラー)を使った方がいい理由をあげみました。
- くすみは明るい肌色に補正してくれる
- 外部からの刺激から肌を保護するため
- メイク落としが楽なので肌に負担をかけない
他にも「肌の表面を整えてファンデ後の仕上がりがきれい」「ファンデの厚塗りを防ぐことができる」などのメリットがあげられます。
特に肌がカサカサでくすみがちな乾燥肌の人は、ファンデがうまく塗れずに、きれいな仕上がりにならないのが悩みどころだと思います。
化粧下地はファンデの土台でありベースメイクの基礎部分。
基礎がしっかりとしていれば、乾燥肌であってもきれいな肌に仕上がりになるはずです。
そして、化粧下地を塗ることで外気上にあるチリやホコリ、花粉などの刺激から肌をガードするという働きは、バリア機能が弱まっている乾燥肌のお助けアイテムです。
「化粧下地は絶対にファンデの前に必要!」ということが分かりました。
しかし、化粧下地にも色々な種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまうはず。
乾燥肌の人に向いた化粧下地(コントロールカラー)はあるのでしょうか?
乾燥肌で悩んでいる人は、以下の2つのポイントを押さえて化粧下地を選んでみてください。
- 保湿成分が配合されたもの
- 肌色を整えられる色味のもの
それでは、一つずつ説明していきますね。
<チェックポイント1>保湿力に優れているか?
乾燥肌は肌の保水力が低下しており、角質層の水分(潤い)が足りていない状態です。
そのため、肌表面が凸凹していたり、ざらついた触り心地であったり、つっぱり感があったりと肌全体の状態が不安定なのが特徴的です。
このままの状態でファンデを塗ってもきれいな仕上がりにはならないでしょう。
ということで、化粧下地には「保湿成分が配合されたもの」をおススメします。
保湿成分を具体的にあげると
- セラミド
- ヒアルロン酸
- レシチン
- スクワラン
- リピジュア
- 天然保湿因子(NMF)
これらの保湿成分が配合された化粧下地を選べば、しっとりと潤い感が持続しますし、綺麗なベースメイクに仕上がります。
化粧下地に「保湿成分が配合されている」と確認したら、次は「肌色を整えられる色味のもの」であるか、チェックしてみてくださいね。
<チェックポイント2>肌がパッと明るく見えるものか?
乾燥によって肌の弾力が失われると表皮も凸凹し、キメも粗くなり、肌色が暗くくすんで見えてしまいます。
だからこそ、肌に色味を与えて肌をパッと明るくさせる化粧下地(コントロールカラー)を選ぶことをおススメします。
コントロールカラーとは化粧下地の役割もしますが、基本的に肌色を補正する役割と覚えておいてくださいね。
化粧下地(コントロールカラー)は肌の悩みに応じて色を選ぶと良いでしょう。
- くすみが気になる場合 ⇒ ブルー、パープルで透明感を出す
- 血色が悪く、青白い顔 ⇒ ピンク、オレンジで血色の良い顔に
- 赤ら顔 ⇒ グリーンで肌の赤みを消す
顔の部位によって使い分けても良いですし、肌の状態に合わせてカラーを混ぜても良いです。
たとえば、顔全体のくすみが気になるようでしたら「ブルー」や「パープル」で透明感を引き出し、小鼻の横の赤みが気になるようでしたら「グリーン」でそこの部分の色を補正してみてください。
乾燥肌といえども肌色の悩みは人それぞれ。
くすみを飛ばして肌のトーンをパッと明るく見せてくれる化粧下地をぜひとも選んでみてください。
まとめ
乾燥肌向け化粧下地の選び方はいかがでしたでしょうか?
- 保湿成分が配合されたもの
- 肌色を整えられる色味のもの
この2つのポイントが揃った化粧下地を選んで使えば、乾燥肌でもメイクの仕上がりがきれいになるはずです。
最近では、これらの特徴を踏まえた乾燥肌向け化粧下地も販売されています。
ファンデの仕上がりを決定づける化粧下地。乾燥肌には心強い必須アイテムです。
ぜひともこの機会に乾燥肌に向いた化粧下地を選んでみてはいかがでしょうか。