酵素は私たちの体にとって欠かせない大切なものであり、食事で補っていくのが一番です。
しかし、酵素は熱に弱いので加熱することで消えてしまいます。
そこで、食事で補うのが難しいという点から酵素サプリが登場するようになりました。
では、酵素サプリはいつ飲むと効果を実感できるのでしょうか?
飲み方にもコツがあるのでしょうか?
酵素サプリの飲むタイミングや飲み方について詳しく解説していきます。
効果的なのは、食前などの空腹のタイミング
酵素サプリを飲むタイミングとして効果的とされているのが、空腹の時です。
食後に酵素サプリを飲むと食べたものの消化・吸収を優先的におこなってしまうので、酵素サプリの吸収が遅くなります。
薬が食後に飲むものが多いので、サプリも食後に忘れないように飲んでいるという人が多いと思いますが、酵素サプリについては食前または空腹時に飲むようにしましょう。
そして、空腹のタイミングをしっかり守りながら飲んでいくと同時に、日々の食事内容にも気をつけていきたいです。
酵素サプリを飲んでいるから普段の食事は適当でいい、好きなものばかり食べているようではいけません。
酵素は生野菜に多く含まれているので酵素サプリで補いながらもサラダを食べるようにしたり、タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミン、食物繊維といった体に必要な栄養素をしっかり補給していきましょう。
肉や魚のどちらかをメインとし、野菜や大豆製品も忘れずに、フルーツも適度に食べるといったバランスのとれた食事を取ることでより酵素サプリの効果も感じられるようになるのです。
酵素サプリは飲むタイミングも重要ですが、同時に食事内容も意識していきたいのです。
食事内容を少し見直すだけでも健康面が変わってくるので、肌にも変化が出てきたり、お通じが良くなったりと良い方向へ向かっていくことができます。
これはダメ!効果を下げてしまう飲み方とは
酵素サプリは空腹時に飲むのがベストなタイミングと紹介してきました。
では、その反対に効果を下げてしまう飲み方にはどんなものがあるのでしょうか?
ダメな飲み方をいくつか紹介していきます。
熱い飲み物で酵素サプリを飲む
酵素サプリをはじめサプリメントはなにで飲んでいますか?
基本は水で飲むという人が多いでしょう。
これは正解なのですが、酵素サプリについては熱い飲み物で飲むのだけ避けるようにしましょう。
酵素は生野菜に多く含まれていることから加熱すると消えてしまいます。
これではせっかくの酵素サプリの効果も感じられずに終わってしまうので、お湯や温かい紅茶、コーヒー、お茶などで飲むのはやめましょう。
常温の水で飲むのが一番良いです。
牛乳と飲むのもNG
よくサプリメントと牛乳の飲み合わせは良くないと言いますが、酵素サプリを飲む際にも牛乳はNGです。
牛乳は胃腸が弱っている時に飲むと良いと言われています。
ここから、胃腸の粘膜を守ってくれる効果があるのです。
胃の粘膜がしっかり守られてしまうと酵素サプリの栄養分をしっかり吸収することができなくなってしまいます。
牛乳は体に良い飲み物ですが、酵素サプリと飲むと効果が半減してしまうのです。
そして、冷たい牛乳を飲んだり酵素サプリのパワーによってお腹が緩む場合もあるので、牛乳で飲むよりも水で飲んだ方が安心と言えるのです。
食後に飲む
酵素サプリは食後よりも食前に飲む方が効果をしっかり発揮してくれると先に解説してきましたが、食後に飲むことで効果が感じられなくなってしまうので、このタイミングで飲むのはやめましょう。
食後に酵素サプリを飲もうとするとお腹がいっぱいなところに水分でもって飲まないといけないのでその分苦しくもなりますし、消化にも時間がかかってしまいます。
そして、私たちの消化器官は食べたものを先に消化していこうとするので、酵素サプリを食後に飲んでも後回しになってしまうのです。
そのため、毎日きちんと欠かさずに酵素サプリを飲んでいても食後に飲んでいてはせっかくの効果も薄れてしまうのです。
酵素サプリは決して安い製品ではないので、効果が半減してしまう飲み方は避けるようにしたいですね。
体調不良であっても飲む
体調不良を起こしているときは、体が万全の状態ではなく弱っている時です。
そんな時に変わらず酵素サプリを飲んでいてもその効果は感じられずに終わってしまうでしょう。
毎日欠かさずに飲むのが酵素サプリとしては大切なことです。
しかし、体調不良を起こしているときにまで飲んでも意味がないので、その分もったいないだけです。
せっかくの酵素サプリの効果を実感するのなら、せめて体調不良を治してからまた飲み始めるようにしましょう。
抵抗力が弱まっているときは食事の面でもしっかり食べられないと思うので、酵素サプリを飲むのは体調の良い食事もしっかり食べられる時にしたいです。
体調不良のときはちょっと酵素サプリを飲むのを中断して、また元気になってから利用するようにしましょう。
コーヒーなどのカフェインはNG
熱い飲み物で酵素サプリを飲むと酵素が死んでしまうという話の延長で、コーヒーなどのカフェインで飲むのもNGとなっています。
これは、カフェインがポイントになっており、空腹時にコーヒーで酵素サプリを飲むことで胃酸がたくさん出てしまい、胃を痛めてしまうことになるのです。
さらに、カフェインはビタミンやミネラルを消費してしまうという特徴を持っているので、せっかくの酵素サプリも意味がなくなってしまうのです。
カフェインが含まれているものはコーヒーだけでなく、緑茶や紅茶もあるので注意しましょう。
いつも飲んでいる飲み物でつい飲みたくなってしまいますが、酵素の特徴を抑えて正しい飲み方をしていきましょう。
まとめ
酵素サプリはダイエット効果だけでなく健康面でも高く支持されています。
ただし、酵素の特徴をよく知った上で酵素サプリについても利用しないと、毎日飲んでいても効果を感じられないという事態に陥ってしまいます。
ポイントとしては空腹時に飲むこと、そして酵素サプリを飲む時の飲み物は常温の水がベストです。
熱い飲み物では酵素が死んでしまいますし、カフェインを含む飲み物も酵素の栄養を消費してしまうのでおすすめできません。
また、牛乳は胃の粘膜を分厚くしてしまうので、酵素サプリの栄養素をたっぷり吸収することができなくなってしまいます。
その他にも体調不良のときには一旦酵素サプリを飲むのを控えるようにして、体調が良い時に飲み続けるようにしましょう。