ポリフェノールサプリとはその名の通り、健康や美容に良いと言われているポリフェノールを含む健康補助食品のことを指します。
ポリフェノールと一口に言っても、抗酸化力の高いアントシアニンや生活習慣病に良いルチン、悪玉コレステロールの発生を抑えられるカカオマスなど様々です。
それぞれ違った作用を持っているため、摂取するサプリメントの種類によって得られる効果は変わるでしょう。
そこで、以下では詳しいポリフェノールサプリの効果や効能、そしてどのように摂取すれば良いのかまとめてみました。
当サイトおすすめのアンチエイジングに効くポリフェノールサプリ
ポリフェノールを摂取したいと考えている人のために幾つかのサプリメントをご紹介しています。
サプリメントによって配合されているポリフェノールの種類は異なるので参考にしてみてください。
佐藤製薬 美健知箋
ユンケルで有名な佐藤製薬が作っているポリフェノールサプリが「美健知箋」です。
90年間の生薬研究の末に出来た、佐藤製薬の全てが詰まった商品といえるものです。
初回購入は通常価格の50%OFFである2,000円で購入できます。
なお、購入回数の縛りはありませんので、もし身体に合わないという場合はすぐに解約も可能です。
北の快適工房 紅珠漢
- ビタミン類よりも遥かに抗酸化作用の高いプロアントシアニジンで便秘や動脈硬化を予防する
- ヒアルロン酸やL-シトルリンなど体感度を高める成分を加えて相乗効果が期待できる
- ソフトカプセルタイプなので水やぬるま湯と一緒に簡単に飲める
単純にポリフェノールを凝縮して加えているだけではなく、低分子化して体内への吸収率をアップさせているのが特徴です。
公式ホームページからの注文であれば先着1,000名様限定で100円モニターセットが用意されております。
ビルベリープレミアムα
ポリフェノールの含有量が飛びぬけている5つのベリーを配合しているサプリです。
- マキベリー
- エルダーベリー
- ビルベリー
- カシス
- 赤ワインポリフェノール
ポリフェノールサプリの効果とは?
ポリフェノールには何と4,000以上の種類があり、広範囲な健康効果や美容効果を持っています。
いずれのポリフェノールも身体を老化させる活性酸素から身を守る抗酸化作用を持つ点では一緒で、サプリメントであれば効率良く補給できるのです。
- 健康や美容のためにポリフェノールサプリを飲もうと考えている
- 日常生活の中で毎日の食事を見直すのが難しい
- 加齢によって身体がダルくなってきたから病気を予防したい
このように考えている方はポリフェノールサプリの摂取で得られる効果を詳しく見ていきましょう。
抗酸化作用
全てのポリフェノールに共通している点は、上記でもご説明したように抗酸化作用を持っているところです。
抗酸化作用とは活性酸素を抑える働きのことを指し、アンチエイジングを考える上で欠かせません。
活性酸素は免疫機能の一部として細菌を攻撃してくれますが、あまりにも体内で増えすぎると様々な悪影響があります。
- DNAを作っている核酸を酸化させて細胞がガン化する
- コラーゲンやエラスチンを酸化させて肌の老化を起こす
- アルツハイマーや生活習慣病など身体の至る場所で影響を与える
こんな活性酸素を除去してくれるのが抗酸化作用を持つポリフェノールで、毎日の食生活で上手く取り入れられないのであればポリフェノールサプリの摂取がおすすめです。
ビタミンに引けを取らないくらいの抗酸化力は持っていますし、細胞の老化を防止すればシワやたるみから肌を守ってくれます。
美肌の維持と聞くと化粧水や美容液を使ったスキンケアをイメージする方が多いものの、効果を高めるために内面からの対策も同時に行った方が良いでしょう。
アンチエイジング
ポリフェノールには細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果があります。
ヨーロッパで行われた研究によると、ポリフェノールを多く摂取した人はそうでない人と比べて寿命が長くなるという結果が出ました。
これは細胞を老化させる活性酸素を取り除く効能を持つのが大きな理由で、中でも以下のポリフェノールがアンチエイジングには適しています。
- カカオ:チョコレートの中に入っており、抗酸化力の高さに加えてテオブロミンが自律神経を整える
- オイゲノール:香辛料のクローブに含まれており、抗ウイルス作用で免疫力を高める
- シキミ酸:常緑高木のトウシキミに含まれており、風邪をやっつける作用を持つ
- セロリシード:セロリの中に入っており、イライラや不安を鎮める
「細胞の老化を防ぐ=美しく健康的な身体を維持する」と繋がり、ポリフェノールの重要さはお分かり頂けるかもしれません。
身体の内側からのアンチエイジングには食生活の見直しが大事ですが、日常的に取り入れることの難しい成分はポリフェノールサプリで補給すべきです。
美肌
ポリフェノールサプリを飲むことで美肌効果が得られるので、綺麗になりたいと考える女性から注目を集めています。
- 高い抗酸化作用で細胞の老化を防止してシワやたるみを防ぐ
- メラニン色素の生成を抑えてシミの発生を予防する
- 高い抗菌作用で皮膚常在菌が繁殖するのを防ぐ
- 細胞が元気になって皮脂の分泌バランスが整って乾燥肌を防げる
これらの効能を持つ素晴らしい栄養素で、ニキビやニキビ跡の予防にもピッタリです。
ニキビに効く栄養素としてビタミンやミネラルが大事だと考えている方は多いのではないでしょうか。
確かに、ビタミンB群は皮脂の分泌を抑えてくれますし、ミネラルの一つの亜鉛はホルモンバランスを整えてくれます。
しかし、ポリフェノールも忘れてはならない存在で、ニキビやシミなど肌荒れの少ない美肌へと身体の内側から導いてくれるのです。
高い抗酸化作用によって肌の生まれ変わりとなるターンオーバーも正常化され、既に形成されたシミが薄くなる期間を早めてくれます。
今からポリフェノールサプリを飲んだとしても決して遅くはありません。
花粉症
冬の終わりから春にかけて花粉症は悩まされやすく、ティッシュが手放せなかったり目が痒くなったりとイライラする原因となります。
スギやヒノキといった異物が体内へと入り込み、身体を守ろうとする免疫のバランスが崩れて刺激物質のヒスタミンが放出され、鼻水やくしゃみといった症状となってあらわれる仕組みです。
実はポリフェノールサプリには花粉症の症状を和らげる効果があり、以下の成分が注目を集めています。
- トマトに含まれるナリンゲニンカルコン:炎症を抑えると同時に刺激物質として放出されたヒスタミンを防ぐ
- レンコンに含まれるポリフェノール:外部から侵入した花粉によって作られるIgE抗体を抑制してアレルギー症状を緩和する
- シソに含まれるロズマリン酸:アレルギー症状を悪化させる因子の分泌を抑制する(バジルやミントにも含まれている)
ナリンゲニンカルコンに関しては、キッコーマンと未病医学研究センターの共同研究で花粉症の症状を抑える確かな効果を持つことが分かりました。
あくまでも栄養素なのでアレグラやザイザルなど医薬品のような効果は期待できません。
それでも、不快な症状を抑えるサポートは担ってくれますし、抗アレルギー作用を持つ成分を含んでいるかどうかでポリフェノールサプリを比較すべきです。
血糖値
ポリフェノールサプリは血糖値の上昇を抑える効能を持ち、高血糖の状態が続くと細い血管(細小血管)が障害を受けて末梢神経に悪影響を及ぼします。
血管を流れる血液が詰まる動脈硬化の原因にもなり、心筋梗塞や脳梗塞を誘発するからこそ身体の内側からのケアでポリフェノールが注目を集めているのです。
血糖値とどのような関係性があるのか以下ではまとめてみました。
- 食べ物から摂取した糖類は胃腸で分解されてブドウ糖となって吸収される
- インスリンの働きで筋肉細胞に吸収されるとエネルギーに変わって血糖値が下がる
- 食生活の乱れでブドウ糖が過剰過ぎると肝臓へと加わる負荷が大きくなる
- ポリフェノールを摂取するとインスリンが過剰に分泌されるのを防ぐ
- 糖の吸収が緩やかになるので血糖値の急上昇を抑えられる
緑茶のカテキン、大豆のイソフラボン、コーヒーのクロロゲン酸といったポリフェノールは特に血糖値へと良い影響を与えてくれます。
甘い食べ物として女性は敬遠するかもしれませんが、チョコレートの中に含まれているポリフェノールも実は効果的なのです。
もちろん、サプリメントだけで完全に病気を予防することはできないので、過度のストレスやアルコールの過剰摂取に注意して血糖値が上がりにくい生活を送ってください。
脂肪分解
ポリフェノールには脂肪を分解したり中性脂肪の数値を下げたりする効能を持ち、ダイエットに良いのではないかと言われている理由です。
以下では脂肪分解と深く関わるポリフェノールを数種類挙げてみました。
- 緑茶の主成分のカテキン:継続的に取り入れると脂肪の燃焼効率を高めるとともに、体脂肪を減少させる
- ウーロン茶のポリフェノール:脂肪分解酵素のリパーゼを阻害して体内に吸収されにくい状態を作る
- りんごポリフェノール:食べ物から取り入れた脂肪分の吸収を抑えて中性脂肪値の上昇を防ぐ
- コーヒーに含まれるクロロゲン酸:肝臓で脂肪分解を促して体内へと蓄積するの予防する
脂肪が体内に溜まればダイエットの弊害になりますし、コレステロールや中性脂肪の数値が高くなれば脂質異常症のリスクが上がるので気を付けなければなりません。
とは言え、短期間で何とかなる問題ではなく、脂肪分解作用を得たいのであれば継続してポリフェノールサプリを摂取するのが必須です。
同時にウォーキングといった運動を毎日の生活に取り入れ、消費エネルギーを増やす試みも行いましょう。
目の疲れ
近年では身体ではなく目の疲れで悩む現代人が多く、その原因は以下のように様々です。
- 小さなスマートフォンやタブレットの画面を酷使しすぎている
- 長時間に渡ってパソコンによるデスクワークを行っている
- エアコンの効いた部屋の中に長くいて目が乾燥している
- 近視や乱視といった矯正不良の病気を患っている
こんな疲れ目を解消してくれるのがポリフェノールサプリ。
中でもブルーベリーの中に含まれているアントシアニンと呼ばれる成分が適しています。
アントシアニンの摂取で目の網膜の薄い層の色素であるロドプシンの再生をサポートし、目の疲れや眼精疲労を改善してくれるのです。
ブルーベリーエキスのサプリメントを摂取させた臨床試験によると、ほぼ全員が眼精疲労と遠視の改善が認められたとデータが出ています。
ポリフェノールのアントシアニンが高い抗酸化作用を持っているのが大きな理由です。
体内への吸収率を高めるためにもサプリメントを毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ポリフェノールサプリは1日どれだけ摂ればいい?
- ポリフェノールサプリの1日の摂取量はどのくらい?
- どれだけ摂れば美容や健康を促すことができるの?
このような疑問を抱えている方は少なくありません。
美容や健康を促すために摂取するのが普通ですし、少しでも高い効果を得るために1日の摂取量は気になるポイントです。
様々な研究結果によると、1日の目安は1,000㎎~1,500㎎程度だと言われています。
過剰摂取による副作用は特に確認されていないものの、ポリフェノールはデリケートな成分なので3時間程度で抗酸化力が失われてしまうのです。
つまり、一度に摂取してもあまり意味がなく、数時間おきに体内へと取り入れるのが良いでしょう。
- ポリフェノールが含まれた食品を毎日の食事で食べる
- 食生活のサポート的な存在としてポリフェノールサプリを飲む
- 1日の目安量を一度に飲むのではなく、朝昼晩と複数回に分ける
上記のような生活を心掛けていればポリフェノールサプリの効果を最大限に活かせます。
1日に3粒が目安のポリフェノールサプリを購入したのであれば、朝昼晩に1粒ずつ飲むのも選択肢の一つです。
最近注目されている「レスベラトロール」とは?
レスベラトロールは最近になって注目されているポリフェノールです。
サンタベリーやブドウといった果物の中に多く含まれており、1933年に北海道帝国大学の高岡氏によって発見されました。
レスベラトロールの摂取で身体へとどんな働きをしてくれるのか見ていきましょう。
- 肌の生まれ変わりとなるターンオーバーを助けて紫外線やストレスでダメージを受けやすい肌の若々しさを保つ
- 皮膚常在菌のアクネ菌の増殖を抑え、抗炎症作用との相乗効果でニキビの発生や悪化を防ぐ
- 若返りの遺伝子を活性化させる作用を持ち、基礎代謝やエネルギー代謝を上げながら脂肪肝やメタボを予防する
- 高い抗酸化作用で活性酸素を除去し、正常な細胞が突然変異して引き起こされるガンを予防する
- 血管拡張作用を持つ一酸化窒素を発生させ、血流を高めてED(勃起不全)を改善する
主に美容と深い関係性を持つ成分で、女性用のポリフェノールサプリの中に配合されていることが多いのです。
赤ワインでもレスベラトロールを摂取できますが、優れた効果を期待するには毎日100本以上は飲まなければなりません。
また、サンタベリーやブドウといった食べ物もたくさん食べなければならないのでサプリメントに頼ってください。
まとめ
以上のように、ポリフェノールサプリは美容から健康まで様々な効果を持つことがお分かり頂けたのではないでしょうか。
ポリフェノールの血中濃度と吸収率を調べる研究では、体内へとほとんど吸収されないことが分かりました。
つまり、食べ物からでは効率良く取り入れられないため、現在では数多くのポリフェノールサプリが登場しています。
健康補助食品なので副作用は一切ありません。
ビタミンやミネラルなどポリフェノール以外の栄養素もバランス良く配合されている製品もあるので毎日の生活の中に取り入れてみてください。