薄毛で悩んでいるのは、男性だけではありません!
最近では、人知れず薄毛や抜け毛に悩んでいる女性も多いのです。
「髪は女の命」という言葉があるように、女性にとって髪の毛というのは、美しさの象徴でありとても大切なものです。
ですから、いくら年齢を重ねたからと言って、自分の髪の毛が抜けていくのは何だか悲しい気持ちになりますよね。
そこで今回は、薄毛に対する知識を増やしていきましょう。
テーマは「女性の薄毛の原因と対策」です。一緒に確認していきましょう。
薄毛の原因1. 髪の毛に影響を与える女性ホルモンの低下
女性は年齢を重ねるごとに、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が少なくなってきます。
特に50歳前後になると、エストロゲンが急激に減るので更年期障害や閉経など、身体にさまざまな変化が起きてくるのです。
この女性ホルモンは、髪の毛の量や質を維持するためにも重要な働きを示しているので、分泌量の低下によって薄毛や抜け毛を引き起こしてしまうのです。
またこのように女性ホルモンが低下すると、抜け毛に関係する男性ホルモン「テストステロン」の量が増えてくるので、抜け毛が促進されるというわけです。
薄毛の原因2. 妊娠・出産によるホルモンの変化
「妊娠したら髪の毛が細くなった」「出産後、驚くほどに髪の毛が抜ける」という女性は、少なくありません。
特に、産後の抜け毛や薄毛は「分娩後脱毛症」と呼ばれているくらいです。
女性ホルモンの変化によって、妊娠中に抜けるはずだった髪の毛が一度に抜けてしまうのですね。
このような上記の2つの主な原因によって、女性の抜け毛は引き起こされてしまうのです。
薄毛対策はどうすればいいの?
年齢と共に減少していく女性ホルモンを何とかして増やすのは、難しいと思います。
けれども、薄毛の原因は女性ホルモン量の低下だけではないので、その他の薄毛の原因を探って対処していくことが大切です。
それでは薄毛対策として、以下の事に気を付けていきましょう。
- 規則正しい食生活を心掛ける。脂っこいものを食べ過ぎない。
- ストレスフリーを心掛ける。
- アルコールやタバコなど嗜好品の過剰摂取を控える。
- 頭皮を清潔に保つ。
- カラーリングなどを控えて、出来るだけ髪の毛に負担をかけない。
以上の点に気を付けながら、日々の生活習慣を見直して、出来るだけ髪の毛に負担をかけない生活を心掛けましょう。
薄毛治療の費用対効果はいかに!?
現在、さまざまな薄毛治療がありますが、一体費用対効果はどうなっているのでしょうか?
薄毛の悩みを自分以外の人に気づかれたくないという想いから、最初は多くの女性が市販の薄毛対策治療薬に頼ってしまいます。
もちろん、全く効果がないわけではありませんが、費用対効果はあまりないように思えます。
やはり、費用対効果が大きいのは、専門のクリニックで薄毛の治療を受けることです。
女性の場合、多くが頭皮にメスを入れない治療法で、内服薬や外用薬で薄毛治療を進めていきます。
医師の適切な判断の上で、効果の大きい医薬品を用いての治療は、費用対効果も抜群です。
薄毛の悩みを認めたくない気持ちもわかりますし、クリニックに足を運ぶのも恥ずかしいと感じるでしょう。
しかし、費用対効果の面でみれば市販の育毛剤よりも、医師の診察を受けて治療を受けた方が良いでしょう。
まずは自分の薄毛の原因を知ろう!
今回は、女性の薄毛の原因と対策を中心にお話してきました。
今や薄毛や抜け毛は、男性だけの悩みではなく、多くの女性が不安として抱える悩みとなっています。
恥ずかしがらずに薄毛の原因を受け止めて、日々の生活習慣を見直したり、医師の診察・治療を受けていくことが大切です。
「年齢と共に髪の毛が薄くなっていくのは、仕方がないわ」と諦めることなく、美しくしなやかな髪の毛を少しでもキープ出来るように努めましょう。