式当日のイメージを持つためにもぜひ、ブライダルフェアには行っておきたいものです。
ブライダルフェアと一言でいっても「演出体験フェア」「衣装試着フェア」「試食会フェア」「トータルフェア」などその種類はさまざまです。
多くのカップルはデートをするような気持ちでブライダルフェアに参加しています。
まずは気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
しかし、仕事などが忙しくてブライダルフェアへ行く時間が思うように取ることが出来ないカップルもいます。
そんなカップルは、目的を絞り、事前にどのようなフェアが開催されているのかを知ってから参加することで時間を有効に使うことができます。
自分たちが気になるポイントに絞って、参加するブライダルフェアを選択してみてはいかがでしょうか。
演出体験フェア
演出体験フェアでは、模擬挙式と披露宴を見学することができます。
当日の雰囲気や、式の流れがよく分かるのも、このタイプのブライダルフェアです。
模擬挙式
模擬挙式では、モデルカップルによる本番さながらの挙式が行われます。
入場シーンから誓いの言葉、指輪の交換、誓いのキス、そして退場の場面までを見学することができます。
式の流れも省略することなく実演されるため、具体的な式の様子や雰囲気を理解することができます。
せっかくなので、この際は新郎新婦の立ち居振る舞い、言葉使い、挙式にかかる所要時間なども一緒にチェックしておきましょう。
会場によっては退場シーンのフラワーシャワーなども行うところもあり、挙式全体の流れを掴むことが可能です。
自分がもしこの会場で式を行うことになったら?というイメージをリアルに持つことができるのではないでしょうか。
参加者は列席者席で見学するため、ゲストからの目線もチェックすることが可能です。
新郎新婦の見え方、音楽の響き方なども一緒に確認しておきましょう。
模擬披露宴
模擬披露宴ではモデルカップルによる披露宴のデモンストレーションが行われます。
レイアウトや装飾はもちろん、ケーキカット、キャンドルサービス、両親への花束贈呈など、式を少し省略しながらポイントを押さえた形で模擬披露宴が行われます。
実際の式をイメージしながら、また、自分の思っている希望の式の形と比較しながら参加してみましょう。
この時も、会場内にしっかり目を凝らしてチェックしておきましょう。
新郎新婦の動線、スタッフの接客ぶり、演出の見え方など、ゲスト目線でみることができるのでいい機会です。
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衣裳試着フェア
結婚式の準備の中で最も花嫁が気にしがちなのがドレスです。
衣装試着フェアでは、実際に結婚式で使用されているウェデュングドレスやカラードレスを試着することができるフェアです。
まずドレスが充実しているかを確認しておきましょう。
会場によってドレスのラインナップは大きく異なります。
何か目当てのものがあるなど、こだわりがある場合は、事前に調べておくといいかもしれません。
試着の際は、用意されているドレス中に、自分の好みや希望のドレスがあるかもみておきましょう。
もしないようであれば、持ち込みができるかどうか、また、持ち込んだ場合の料金について確認しておくことが必要です。
ドレスの試着の際は、会場のスタッフに手伝ってもらって着替えをする場合がほとんどです。
試着の際、見られても大丈夫な下着を着ておくといいですね。
またドレスの多くは、肩や背中が大きく開いているため、試着の際は、下着が邪魔にならないよう、チューブトップやベアトップなどを着ていく工夫をするとよりイメージが湧きやすいです。
ドレスを選ぶ上で、試着はとても有効的です。
自分が思い描いていたような憧れのドレスがあったとしても、試着するまでは似合うかどうかはわかりません。
試着をして初めて実際の雰囲気や、自分に似合ったドレスを見つけられるものです。
ブライダルフェアでは気軽に試着ができるので、まずは楽しみながらお気に入りのドレスを探してみるといいでしょう。
注意点としては、結婚式費用の中で、ドレスの追加やグレードアップによる費用加算が、結婚式の費用を全体的に上げてしまう原因の1つになっています。
芸能人がデザインしたものや、人気のブランドのドレス、また着物などはレンタルするだけでも高価なものが多いです。
試着会では、そういった費用面にも目を向けておくといいかもしれません。
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試食会フェア
結婚式でゲストが一番楽しみにしているのが食事です。
コース料理の良し悪しで、結婚式の評価が決定してしまうほど、結婚式において料理は大切なものです。
そして、結婚を考えているカップルの9割が、式場を決定する前に試食フェアに訪れています。
試食会では、コース料理の全て、もしくは一部を試食することができます。
ゲストをしっかりとおもてなしできるよう、こだわりと細心の注意を持って、良い食事を提供したいですよね。
コース料理を全て体験する場合は、予約制で有料の場合がほとんどですが、通常よりもリーズナブルな価格で試食が可能です。
また、会場によっては無料で試食できるところもあります。
その場合は、ハーフコースやワンプレートコースが一般的です。
この際、せっかくなので、味だけでなく、ボリュームや盛り付けもチェックしておきましょう。
また、試食フェアの際は、テーブルの装花やコーディネート、食器やペーパーアイテムまで揃えて行われることがほとんどです。
会場やテーブルの雰囲気がイメージできる他、自分の希望も重ね合わせて参考にすることが可能です。
スタッフの料理の出し方、ゲストへの接し方なども同様にチェックしておきましょう。
心配な方は、親御様にも一緒に参加してもらうとより安心です。
トータルフェア
どのような結婚式を挙げるのか具体的には決まっていない、そんなカップルにおすすめなのがトータルフェアです。
参加は自由で、無料のものがおすすめです。
トータルフェアでは、試食、模擬挙式、披露宴挙式、ドレスの試着が一回で全て体験することができます。
大規模な開催になるため、多くが半年の1回の開催になるなど、頻繁に行われているものではないので、注意が必要です。
ドレスの紹介は、モデルによるファッションショーを開催する会場もあり、1度にたくさんの流行のドレスや、ヘアスタイル、ブーケを見ることができます。
ぜひ参考にしてみるといいですね。
会場のコーディネートや装飾も本番さながらです。
スタッフも大勢待機しているので、わからないことや質問があれば聞けるようにしておくと、スムーズに見学ができます。
まとめ
さまざまな項目に分かれているブライダルフェアですが、試食フェアには最も多くのカップルが参加しており、次に参加が多いのが演出型フェアです。
ブライダルフェアは、実際に自分たちが式を挙げる際のイメージを持つことができる格好の機会です。
ぜひ、気になる会場がある場合は、参加してみるといいのではないでしょうか。
また、細かくフェアの内容が分かれているため、自分たちが一番気になるポイントに絞って参加することも可能です。
せっかく参加した場合には、ぜひ、会場全体の雰囲気やスタッフの対応など、細かい部分にも目を向けながら、有意義な時間を過ごせるよう工夫できるといいですね。
最終的には無料カウンセリングやブライダル・フェアに行ってプランナーに相談した上で準備を進めていきましょう。